朴智元（パク・チウォン）前国家情報院長は１４日、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の金建希（キム・ゴンヒ）夫人が前日に烽下（ポンハ）村を訪問し、盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領の権良淑（クォン・ヤンスク）夫人と会ったことに対し、「あのように行動してまたミスすればとても大きな問題」と言及した。

朴前院長はこの日午前、交通放送ラジオのニュース番組に出演し、「金夫人が烽下村に行って権夫人と会い、（ファーストレディの）先輩の忠告を聞く疎通も重要だが、なぜ第２付属室（を作って）ファーストレディ管理をしないのか」と話した。

続けて「ファーストレディの役割はしない（と当選前に話しても）、こうしたことは引き継ぎ委員会でファーストレディ付属室を作りしっかり管理すべきだった」と指摘した。


金夫人の個人ファンクラブ写真公開について朴前院長は、「ありえないこと」としながら、「ファーストレディは存在自体が個人ではない。ファンカフェでそのように広報するのも良いが、公式な管理をすべき。ファーストレディがいくら私的な活動をするといっても、それを私的と見る人がどこにいるのか」と強調した。

彼は尹大統領に対しては「いわゆるドアステッピング（略式会見）、朝出勤して記者らと会って即興的にするのもとても新鮮でよく見える」と話した。ただ「大統領の発言は国内的にも国際的にも大きな問題になるが、事故が起きないかとの心配もある」と話した。

一方、金夫人は前日慶尚南道金海（キョンサンナムド・キムヘ）の烽下村を訪問し、権夫人と会い１時間３０分ほど歓談を交わした。これは金夫人の初の単独公式日程だった。