北朝鮮が今年に入ってミサイルを18回も発射し、核実験の準備を終えた中、米国が原子力空母2隻などを動員した大規模な機動訓練を6日(現地時間)に始めた。これとは別に北朝鮮が恐れる超音速爆撃機B-1B「ランサー」が日本航空自衛隊戦闘機と連合訓練を実施したことが分かった。
米海軍はこの日、インド太平洋司令部の核心戦力が参加する隔年の軍事訓練「勇敢な盾」(Valiant Shield 22)を実施すると明らかにした。今回の訓練はグアム、パラオ、マリアナ周辺など中国・韓半島(朝鮮半島)と近い西太平洋一円で17日まで行われる。
韓半島周辺を管轄する米海軍第7艦隊所属「ロナルド・レーガン」(CVN76)とF35Cステルス戦闘機を搭載した「エイブラハム・リンカーン」(CVN72)の原子力空母2隻と強襲揚陸艦1隻を含む艦艇15隻が参加した。200機以上の航空機も訓練に参加している。また、沖縄の第3海兵遠征軍など約1万3000人の兵力が動員された。
隔年で実施される定期訓練だが、ウクライナ情勢による東アジアの地政学的リスク要因が考慮されたという解釈が出ている。対中国牽制、北朝鮮の挑発への警告レベルで訓練の規模を拡大したという分析だ。
今回の訓練には米太平洋陸軍の第94陸軍防空ミサイル防衛司令部(AAMDC)の戦力が参加した。在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)体系などアジア太平洋地域の弾道ミサイル防衛(BMD)作戦を総括するところだ。北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)探知・追跡および迎撃訓練を実施する計画だと、軍情報筋は伝えた。
一方、米太平洋空軍は7日、グアムのアンダーセン空軍基地に配備したB-1Bが日本航空自衛隊F-15戦闘機2機と最近空中連合訓練を実施したと明らかにした。米軍側は「インド太平洋司令部管轄地域」と伝え、具体的な訓練場所や時期は明らかにしなかった。
最高速度マッハ1.25のB-1Bはグアムから平壌(ピョンヤン)上空まで2時間以内に到着して打撃できる。ただ、1993年に米露が締結した戦略兵器削減条約(START II)に基づき、B-52戦略爆撃機とは違って核兵器を搭載しない。
米海軍はこの日、インド太平洋司令部の核心戦力が参加する隔年の軍事訓練「勇敢な盾」(Valiant Shield 22)を実施すると明らかにした。今回の訓練はグアム、パラオ、マリアナ周辺など中国・韓半島(朝鮮半島)と近い西太平洋一円で17日まで行われる。
韓半島周辺を管轄する米海軍第7艦隊所属「ロナルド・レーガン」(CVN76)とF35Cステルス戦闘機を搭載した「エイブラハム・リンカーン」(CVN72)の原子力空母2隻と強襲揚陸艦1隻を含む艦艇15隻が参加した。200機以上の航空機も訓練に参加している。また、沖縄の第3海兵遠征軍など約1万3000人の兵力が動員された。
隔年で実施される定期訓練だが、ウクライナ情勢による東アジアの地政学的リスク要因が考慮されたという解釈が出ている。対中国牽制、北朝鮮の挑発への警告レベルで訓練の規模を拡大したという分析だ。
今回の訓練には米太平洋陸軍の第94陸軍防空ミサイル防衛司令部(AAMDC)の戦力が参加した。在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)体系などアジア太平洋地域の弾道ミサイル防衛(BMD)作戦を総括するところだ。北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)探知・追跡および迎撃訓練を実施する計画だと、軍情報筋は伝えた。
一方、米太平洋空軍は7日、グアムのアンダーセン空軍基地に配備したB-1Bが日本航空自衛隊F-15戦闘機2機と最近空中連合訓練を実施したと明らかにした。米軍側は「インド太平洋司令部管轄地域」と伝え、具体的な訓練場所や時期は明らかにしなかった。
最高速度マッハ1.25のB-1Bはグアムから平壌(ピョンヤン)上空まで2時間以内に到着して打撃できる。ただ、1993年に米露が締結した戦略兵器削減条約(START II)に基づき、B-52戦略爆撃機とは違って核兵器を搭載しない。
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