サッカーブラジル代表のスター選手ネイマール（パリ・サンジェルマン）が１週間の韓国滞在に満足感を表した。特に韓国サッカーファンの温かい歓待に感謝の意を表した。

ネイマールは３日、ＥＳＰＮのインタビューで「韓国に滞在した１週間は本当に幸せだった」とし「どこに行っても大きな愛情を受けた。信じがたいほどだった」と語った。

ブラジル代表は２日、ソウルワールドカップ競技場で開催された韓国代表とのＡマッチ親善試合で国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキング１位にふさわしい華麗なサッカーを見せ、５－１で大勝した。


前半８分にリシャルリソンの先制ゴールをはじめ、ネイマールがＰＫで２得点した。その後、後半にフィリペ・コウチーニョとガブリエル・ジェズスが得点し、韓国代表を黄儀助（ファン・ウィジョ）の１ゴールに抑えた。

ネイマールは試合前日の練習で足を痛めて出場が不透明だったが、夜に代表チームのスタッフとけがの部位をケアし、韓国戦に先発出場した。「ワールドクラスライバル」孫興民（ソン・フンミン、トッテナム）と善意の対決をし、試合後にはロッカールームでユニホームを交換して心温まる場面を演出した。

ブラジル代表の高いレベルの競技力に韓国ファンも感嘆した。ブラジル選手が華麗なテクニックや鋭いシュートを見せると、相手チームにもかかわらず歓呼と拍手が起こった。勝負を越えて世界最高レベルのサッカーを見せる選手らに対する礼儀であり礼遇だった。

試合の１週間前に入国してチームメートとソウル近郊を観光したことも話題になった。ブラジルの選手らは南山（ナムサン）タワー、エバーランドなどを訪問し、クラブで高価なシャンパンを注文して楽しい夜を過ごした。韓国文化を楽しむ過程で会ったサッカーファンのサイン要請に快く応じ、写真も一緒に撮った。

ネイマールは「韓国でこれほどの歓待を受けるとは思っていなかった。自分だけでなくチームメートもみんな同じ」とし「正面から試合に臨んだ韓国代表にもお祝いの言葉を伝えたい。韓国の選手たちは良い試合をしたし、多くの面で私たちを苦しめた」と相手を称えた。

韓国での日程をすべて終えたブラジル代表は３日に日本に渡り、６日の日本代表とのＡマッチ親善試合に向けて準備する。