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「ロンドンで孫興民が人気沸騰」 英国政府観光庁代表、就任後初の訪問地に韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

英国ロンドンの韓国食堂「YORI」。従業員も客も現地人がほとんどだ。韓流に関心が高い若年層の間で最近韓国料理の人気が急上昇している。英紙ガーディアンによると、ロンドンだけで100カ所を超える韓国食堂ができた。ペク・ジョンヒョン記者

--韓国との観光交流に対する考えは。

「伝統的に英国は米国や日本のように韓国人が多く訪れる旅行地ではなかった。だが、コロナで海外旅行に対する局面が完全に変わり、今から重要だと考える。韓国旅行会社とさまざまなパートナーシップを通じて英国旅行を積極的にプロモーションする必要性を感じた。英国は世界的な観光大国だ。2019年基準で約500億ドル(約6兆3700億円)の観光収入をあげ、この部門世界4位に入った。パンデミックによる経済損失が大きくなるほかない。ウィズコロナ政策に積極的な理由だ。英国は現在コロナ関連規定をすべて解除されている。2月24日に感染者隔離規定を廃止し、3月18日には入国規制を全面解除した。英国の攻撃的な歩みに全世界が注目している」

--英国はコロナ関連の規制を全面的に解除した。「ウィズコロナ」時代を先導する雰囲気だ。


「『コロナと安全に共存する(living safely with Covid)』が英国政府の目標だ」

--コロナ拡散で世界の旅行市場が沈滞に陥っているが。

「過去2年間のパンデミックでインバウンド観光(外国人の英国観光)市場だけで500億ポンド(約8兆円)の経済損失を受けた。昨年、英国に概略で740万人が訪問して、55億ポンドを使っていってくれたがまだまだ足りない」

--コロナ以前の水準に回復するにはどれくらいかかるだろうか。

「今年の年末までに概略2110万人が(2019年の52%水準)が英国を訪問するのではないかと予想している。2025年になってはじめて2019年水準に回復するだろうとする専門家は多い」

--コロナを体験して変わった観光戦略があるなら。

「国内観光を再生させなければならないということだ。

内需景気が活発になってこそ国の経済が回るようになる。

国内観光市場が崩壊しないように旅行会社や観光業従事者に金銭的な支援を行い、税金減免政策も取った」

--英国観光が抱える課題は何か。

「ポストコロナに対する悩みだが、ロンドンに集中した観光需要を分散させることだ。

国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産のイングランドの湖水地方(Lake District)、スコットランド最北端の山岳地帯ハイランド地方(Scottish Highlands)、最南端のコーンウォール(Cornwall)などさまざまなローカル文化を知らせることがこれまで以上に重要になった」


「ロンドンで孫興民が人気沸騰」 英国政府観光庁代表、就任後初の訪問地に韓国(1)

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