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「ウクライナ女性を強姦するな」…カンヌのレッドカーペットに乱入し「ヌードデモ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
第75回カンヌ国際映画祭のレッドカーペット上で、女性がドレスを脱ぎ捨ててヌードデモを行った。ロシア軍がウクライナで行っている性犯罪を糾弾するためだ。

22日(現地時間)、米CNN放送によると、この女性は20日、服を脱いで映画祭スターたちが歩くレッドカーペットに乱入した。上半身はウクライナ国旗を象徴する青色と黄色で塗られていた。その上には黒色で「私たちを強姦するな(STOP RAPING US)」と書かれていた。

下着の下衣とその周辺には血を象徴する赤いペイントを塗り、ウクライナの女性たちが直面している恐ろしい現実を連想させた。


映画祭の警備員は女性をジャケットで覆った。カンヌは、現在まで今回の事件に対する公式コメントを出していない。

フランスのフェミニスト団体SCUMはインスタグラムに「SCUM所属の活動家がカンヌ映画祭に行き、戦争でウクライナの女性たちが体験した性的拷問を糾弾した」と説明した。

2月24日のロシアのウクライナ侵攻以降、ロシア軍がウクライナ女性に対し、性犯罪の蛮行を犯しているという報告が続いている。

ウクライナのイリーナ・ベネディクトワ検察総長は3日、記者会見で「子供から老人まで、すべての年齢帯のウクライナ男性と女性を相手にロシア軍が犯した性犯罪事例を収集した」と述べた。検察総長はロシアが性的暴行を意図的な戦略として用いているとし、「市民社会を威嚇してウクライナを屈服させようとしている」と批判した。

ウクライナのゼレンスキー大統領はキーウ(キエフ)郊外の都市ブチャを訪問した翌日(5日)、「女性たちは自分の子供の前で強姦され殺害された」とし、「これは『ISIS』(極端主義武装勢力イスラム国家)と変わらない」と批判した。

トニー・ブリンケン米国務長官も同日、「ブチャで撮られた写真は、単なる悪党の無作為な行動ではなく、殺害、拷問、強姦、残酷行為を犯した組織的行動の証拠」と批判した。

先立って、国連はウクライナの女性や児童に対する強姦や性暴行が増えているとし、これに対する独自の調査が必要だと求めた。



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