１月ＢＴＳメンバージンがデザインに参加したコットンパジャマと枕がそれぞれ１１万９０００ウォン、６万９０００ウォンで販売されたのが代表的な暴利例に選ばれる。パジャマの値段はそれぞれだが、通常１万５０００～４万ウォンくらいなら買える。一本に１００ウォンの鉛筆はメンバーの文字が刻まれて２０００ウォンで売れている。昨年にはＷｅｖｅｒｓｅにＢＴＳのメンバーが直接ホームショッピングのコンセプトでグッズの購入を促す映像が持続的に掲載されてひんしゅくを買ったりもした。ＢＴＳのヒット曲『Ｂｕｔｔｅｒ』のロゴが入った使い捨てのマスク７枚を３万５０００ウォンで販売したのも論議を呼んだ。


アイドルのデジタル疎通の重要性はＢＴＳの成功が残した教訓だ。ＢＴＳの世界的な人気要因について多くの専門家はメンバーの積極的なソーシャルメディアの活用を挙げる。米国経済メディアＣＮＢＣはＢＴＳを「ソーシャルメディアの王」と評価した。ところが、この「疎通」にいくらの価値を付ければ適当なのかは曖昧だ。音源アルバム、コンサートチケット、Ｔシャツグッズなど原価とマージンを計算できる商品と違って、疎通の適正価格に対する共感はまだ形成されていないためだ。どのような方式の疎通が望ましいかを判断することも難しい。



「こんな自撮り一枚を受けようとお金を払ったか」韓国アイドルに怒りをぶつけるファンたち（１）