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韓国、一日感染者4万人台…「1週間後には1万人以下」見通しも

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

新型コロナ選別診療所 キム・ソンテ記者

新型コロナ感染者が先月21日から15日連続で10万人割れとなり、拡大傾向が落ち着いている中、今後さらに減少するという見通しが出た。一部の専門家は早ければ一週間後に一日新規感染者数が1万人割れとなると予想した。

5日、新型コロナ数理モデリングタスクフォース(TF)が新型コロナ流行展望をまとめた「数理モデリングで分析した新型コロナ流行予測」リポートによると、分析に参加したすべての専門家が韓国国内のオミクロン株流行が近いうちに落ち着くと見通した。

最も肯定的な展望値はクォン・オギュ国家数理科学研究所公共データ分析研究チームのモデルだ。クォン・チーム長は一日新規感染者数が持続して減少して1週間後全国新規感染者数が1万人割れとなると見通した。該当研究はKT移動通信位置データで集計した邑・面・洞単位の移動量と先月26日から3日市道別累積感染者数を分析した結果だ。


ただし、他の研究チームはこれよりは高い流行展望をまとめた。建国(コングク)大学チョン・ウンオク教授研究チームは現在水準の感染再生産指数(0.69)が続く場合、一日新規感染者数が1週後3万700人、2週後には2万2200人に減った後4週間後(6月1日) 1万2100人まで落ちると見通した。

釜山(プサン)大学のチョン・イルヒョ(数学科)教授は現在の水準で流行が続く場合、週間一日平均新規感染者数が4~10日2万5742人、11~17日1万6191人に減少するつもりだと指摘した。また、週間一日平均死亡者数は4~10日34人、11~17日21人になると見通した。中央防疫対策本部によると、最近1週間一日平均新規感染者数は4万2029人、死亡者数は81人だ。

国家数理科学研究所のチェ・ソンファ産業数学革新チーム研究員は来月1日、一日感染者数が3万2373人に減少する可能性があると最も保守的に予測した。感染再生産指数がオミクロン株が流行していた3月21日~5月4日と同じだという家庭に基づいている。

だが、ひたすら安心できる段階ではない。新しい変異が米国と南アフリカ共和国などで拡大して再流行を導いているためだ。南アフリカ共和国はオミクロン株下位変異「BA.4」と「BA.5」が拡散して感染者数が1カ月前より5倍増えた。米国もニューヨークを中心にオミクロン株の下位変異「BA.2.12.1」の変異が拡大している。3日、中央防疫対策本部によると、国内でも「ニューヨーク変異」と呼ばれるBA.2.12.1事例が初めて発見された。



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