ロシアのICBM、RS28サルマト。[写真 ロスコスモス]
インターファクス通信によると、サルマトミサイルを開発したロスコスモスのドミトリー・ロゴージン社長はこの日自国のテレビ局とのインタビューで「われわれはサルマトミサイルの実戦配備を今秋までに終える計画」と話した。
続けて「量産したミサイルでシベリア・クラスノヤル地方に最初の部隊を創設する課題がロスコスモスの前に置かれている」と説明した。
その上で「(ミサイル発射に向けた)地上インフラ、すなわちミサイル格納庫は(従来のミサイル発射に必要なものと)全く同じで新たに作る必要がない。サルマトミサイルはすでにミサイル師団が駐留している地域に実戦配備されるだろう」と述べた。
サルマトは2009年からウラル山脈に近いチェリャビンスク州にあるロスコスモス傘下のマキーエフロケット設計局によって開発されてきた格納庫発射型3段液体燃料ICBMだ。
サルマトに装着された核弾頭の威力は太平洋戦争当時に広島に投下された原子爆弾の2000倍以上と評価される。
サルマトはロシアがこれまで地上発射核戦争力の根幹としてきた旧ソ連時代に生産したICBMのR36M「ボエボダ」の代替用として開発してきたミサイルで、メガトン級核弾頭を15個まで搭載できるとされる。最大射程距離は1万8000キロメートルだ。
これに先立ちロシア国防省は20日、北部アルハンゲリスク州のプレセツク宇宙基地でサルマトミサイルの試験発射が成功裏に行われたと発表した。また、試験用弾頭が極東カムチャツカ半島の予定された地域に正確に命中したと伝えた。
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