スイスに避難したと伝えられていたプーチン露大統領の愛人として知られるアリーナ・カバエワ氏（３８）がモスクワで姿を現した。

英テレグラフ、デイリーメールなどは２２日（現地時間）、ウクライナ侵攻後にスイスに隠れて過ごしているという疑惑があったカバエワ氏がモスクワでの写真に写っていたと伝えた。

オリンピック体操金メダリストのカバエワ氏は前日、モスクワＶＴＢアリーナで開催されるジュニア新体操のリハーサルに現れた。これは２３日に開催される自身の名前を冠した年次慈善行事に関連したイベントだ。写真は、有名な新体操振付師がカバエワ氏に「非常に創意的な雰囲気」と謝意を表しながら公開した。カバエワ氏が公開的に写真を残すのは極めて珍しいという。


ロシアの雑誌などはカバエワ氏の写真について、プーチン大統領と似たボトックスとフィラー手術を受けたと評価した。結婚指輪や７００ポンド（約１１０万ウォン）の運動靴も話題になった。しかし同誌は検閲を避けてプーチン大統領とカバエワ氏の関係に言及せず、慎重な表現を使った。カバエワ氏の慈善行事はロシアの戦勝記念日（５月９日）の前日にテレビで放送される。

プーチン大統領とカバエワ氏の関係は２００８年に初めて取り上げられ、２人の間に４人の子どもがいることが分かった。しかし２人の関係が公式的に認められたことはない。

ロシアのウクライナ侵攻後、カバエワ氏と子どもがスイスの別荘に隠れて過ごしているとうい疑惑が提起され、ロシアに追放すべきだという動きがあった。