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韓国「加平渓谷殺人事件」容疑者はどこへ…「5カ月前に最後の連絡、当時も異常兆候」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

指名手配中の「カピョン渓谷殺人事件」のイ・ウンヘ容疑者(31、左)、チョ・ヒョンス容疑者(30)。  写真=仁川地検

京畿道(キョンギド)加平郡(カピョングン)渓谷で夫を殺害した事件のイ・ウンヘ容疑者(31)と共犯のチョ・ヒョンス容疑者(30)の行方が確認されない中、昨年11月の弁護士との最後の連絡でも「異常兆候」があったという証言が出てきた。

チョ容疑者の告訴代理を引き受けたA弁護士は8日、中央日報に「昨年11月に(チョ氏と)最後に連絡をしたが、その時もおかしな雰囲気があった」とし「当時(チョ氏の)電話番号が変わった」と述べた。

そして「番号変更のほかにもいくつか異常な点があったが、それでも(チョ氏が)殺人罪で捜査を受けたり潜伏したりすることは全く知らなかった」と話した。


チョ容疑者は昨年、本人に対する悪質なコメントを書き込んだネットユーザーを告訴して得た合意金も一部引き出したという。チョ容疑者は昨年4月、イ容疑者と自身が共謀して殺害したという時事番組「それが知りたい」の疑惑報道に関連して悪質な書き込みをした人を処罰してほしいとしてソウル松坡(ソンパ)警察署に告訴状を出した。

A弁護士はこの事件でチョ氏の告訴代理を引き受けた。ただ、A弁護士は「(チョ氏は)潜伏後、合意金を持って行っていない」と明らかにした。「チョ・ヒョンス容疑者の潜伏後、チョ氏の法律代理人が合意金150万ウォン(約15万円)を受け取った」という情報提供に関連しても、この弁護士は「包括的な約定に基づき(チョ氏が)潜伏したかどうかはともかく、業務を処理した」と説明した。

チョ氏がまだ受けていない合意金は現在、A弁護士の事務室の通帳にある状態だ。A弁護士は「私も現在、私費を投じてチョ氏に合意金を支払った被害者に金額を返済しているところ」と話した。

中央日報の取材を総合すると、チョ容疑者は昨年4月ごろA弁護士に連絡した後、「悪質なコメントを告訴したい」と伝えた。当時、チョ容疑者は「一山(イルサン)警察署で捜査を受けていたが、すでに嫌疑なしの状態」と主張したという。A弁護士は「昨年11月以降、チョ・ヒョンス容疑者とは連絡が全くつかない」とし「事件の実体について何も分からない」と話した。



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