イ・ソンビンは『酒飲みの都会の女たち』がつくる共感できるところをチャームポイントに選んだ。イは「わがドラマはタイトルだけでも予想可能な作品だと思うが、、実際に見ればどの文化圏でも普遍的に経験する人生の問題を描いた作品」とし「韓国特有の文化を描きながらも、そのような共感も形成できるという点を良く見ていただけたのではないか」と話した。

彼女らはそうした点で海外観客に『酒飲みの都会の女たち』を紹介する時も「とりあえず、何も考えずに観てください」と言いたいと口をそろえた。イ・ソンビンは「そのように見てこそ、ある瞬間ますますハマって『ごつんと』（感情に）ぶつかるのが私たちのドラマ」と言い、チョン・ウンジも「私たちの人生を言葉で説明することは難しいのではないか。つまり、『ハイパーリアリズム』を追求した『酒飲みの都会の女たち』は長い説明を聞くよりも愛する誰かと何も考えずに観ていただきたい」と話した。

また、『酒飲みの都会の女たち』が地上波やケーブルチャンネルでない、ＯＴＴを通じて公開されたドラマという点も強みに選んだ。イ・ソンビンは「女優の立場でＯＴＴ作品に初めて参加する時、少し怖かったのも事実」とし「実際にやってみると、表現をもう少し自由に、写実的にできて良かったし、ますますＯＴＴ市場が大きくなり世界的に交流も楽になるだろうという気がする」と説明した。チョン・ウンジは「『酒飲みの都会の女たち』がもし地上波やケーブルで放映されたとすれば、今のように愛されることができただろうか」とし、「ＯＴＴ作品で商標表示や言葉の度合いなど色々な側面で表現の自由がはるかに大きいのが事実」と話した。


ＴＶＩＮＧ関係者は現地で行われた外信インタビューおよび行事に対して「『酒飲みの都会の女たち』を視聴した外国人が韓国の飲み会文化、おつまみなどについて大きな関心を持っているということを確認することができた」として「多様なジャンルのＫ－コンテンツと『酒飲みの都会の女たち』が描いた女性ストーリーに対する好奇心も大きかった」と伝えた。カンヌシリーズにはスケジュール上出席できなかったハン・ソンファまで、３人の女優は今年下半期に『酒飲みの都会の女たち』シーズン２でもう一度共演する予定だ。


ドラマ『酒飲みの都会の女たち』、カンヌシリーズに招待された…「お酒は万国共通」（１）