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漫画大国日本を席巻したカカオピッコマ、日本の暗号資産取引所を買収

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金範洙(キム・ボムス)氏

カカオがグローバル事業拡大の一環として日本の暗号資産取引所を買収した。

4日のIT業界によると、カカオは日本子会社のカカオピッコマを通じ、最近日本の暗号資産取引所サクラエクスチェンジビットコインの株式の半数以上を確保して経営権を取得した。先月カカオ創業者の金範洙(キム・ボムス)氏が「グローバルに集中する。出発点は日本」としながら理事会議長職から退いてから出した事実上の初めての作品だ。

カカオはこの日「カカオ共同体の『ビヨンド・コリア戦略』を実現するためのもの。カカオピッコマは新事業を発掘・企図するためサクラエクスチェンジビットコインの株式を取得した。買収金額と株式規模などは非公開」と明らかにした。


カカオピッコマもホームページでの公示を通じ「今回の出資を契機に両社は、暗号資産、ブロックチェーン技術を使ったエコノミーシステムを構築し、Web3領域へ積極的に展開してまいります。持続可能な『マンガを中心としたコンテンツの生態系』を作るために、市場全体の拡大・活性化へ貢献してまいります」と明らかにした。

日本は金氏には慣れた空間であると同時に、機会の地でもある。金氏はNHN(旧ネイバー)に在籍していた2000年にハンゲームジャパンを設立して日本市場を開拓している。ハンゲームは一時日本最大のゲームポータルになった。同時に金氏にはカカオを設立する基盤となった。

Web3(ウェブ3.0)は脱中央化哲学を基に、個別のユーザーがコンテンツを所有しオーダーメード型サービスを提供する知能化されたウェブ生態系を意味する。業界はカカオが今回の買収を通じて得た暗号資産とブロックチェーンサービスと技術力などを日本国内のウェブマンガサービスにまず適用するとみている。

カカオが暗号資産取引所を確保したのは今回が初めてだ。カカオは昨年11月に子会社カカオジャパンの法人名をカカオピッコマに変更し、この会社を通じて日本のウェブマンガサービス1位の「ピッコマ」を運営している。

一方、2017年4月に設立されたサクラエクスチェンジビットコインは大阪に本社を置く暗号資産取引所で、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)の第1種会員だ。ビットコイン、イーサリアム、リップルなどを扱っている。具体的取引規模は非公開だ。



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