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「甲状腺がんのプーチン、鹿の血で入浴」 健康異常説の根拠は

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(69)に対する健康不安説が繰り返し提起される中で、プーチン大統領が甲状腺関連の疾患で治療を受けていることが指摘されている。

英紙タイムズとインディペンデントは2日(現地時間)、ロシア調査報道専門メディア「プロエクト(Proekt)」を引用し、プーチン大統領の自宅にがん専門医が最近4年間で数回来訪し、旅行にも医療スタッフが同行したと伝えた。

報道によると、甲状腺がん専門の腫瘍外科医エブゲニー・セリワノフ氏が2016年から4年間にわたりソチにあるプーチン大統領の自宅に35回飛行機に乗って訪問し、166日を共に過ごした。


メディアはこのような消息筋について政府ウェブサイトに掲示されたホテル宿泊契約記録を検討し、どんな医者がソチのプーチン大統領の自宅を訪問したかを検証した。

医者がソチに滞在した日はプーチン大統領が公式にソチを訪問したり、何の理由もなく大衆から姿を隠した期間と一致したとメディアは明らかにした。

プーチン大統領の医療スタッフ数も増加した。2016年から2017年までの医療スタッフ数は平均5人だったが、2019年には9人に増えたという。

甲状腺がん専門医だけでなく麻酔科や神経外科、感染病の専門医もソチを訪問していたとメディアは伝えた。

プーチンは健康のために民間療法まで受けていたという。プロエクトは、プーチンが鹿の角を切ると出てくる血で入浴をするためにアルタイ地方を頻繁に訪問したという証言を確保したと明らかにした。

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)大流行期間中もプーチン大統領は徹底的に個人防疫を守った。今年2月、フランスのエマニュエル・マクロン大統領との会談で長テーブルの端に座った会談場面は大きな話題をさらった。

最近のプーチン大統領の写真を通じても健康異常説が指摘されている。該当の写真ではプーチン大統領の顔が明らかにむくんでいるが、これは甲状腺がんの治療薬であるステロイドのためでないかという推測が出ている。

今年10月に70回目の誕生日を控えたプーチン大統領の健康に対する推測はここ数年間提起され続けてきた。だが、クレムリン宮はプーチンの健康不安説に対して返事を拒否するか、プーチン大統領の健康に異常はないと明らかにした。これまでプーチン大統領は氷水の入浴や狩りを行う様子を公開して「強靭な指導者」像を作り上げてきた。



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