尹錫悦（ユン・ソクヨル）次期大統領が訪韓中のペンス前米副大統領と会い、韓米同盟強化案などを議論した。

尹次期大統領関係者によると、尹次期大統領は２５日午前にソウル市内でペンス前副大統領と２時間近く朝食会合をした。

ペンス前副大統領は同日、ツイッターに尹次期大統領と撮った写真を投稿し、「尹次期大統領と韓国で会うことになりうれしい。尹次期大統領は自由の擁護者であり、これからの世代に米国と韓国の間で折ることのできないきずなを強化するだろう」と書いた。


ペンス前副大統領は訪韓期間尹次期大統領と国会議員らに会ったとし、「私は彼らとアジア太平洋の国々に米国・同盟と調和してロシアを経済的に孤立させ続けることを促した」と明らかにした。

尹次期大統領とペンス前副大統領との朝食会合にはキリスト教界の重鎮であるキム・チャンファン牧師らが同席した。

この席で尹次期大統領とペンス前副大統領は最近の国際情勢に対する原則的な話と韓米同盟強化案を主に話し合ったという。

特に尹次期大統領は韓米同盟と関連して確固とした原則を持っているという事実を繰り返し強調し、「今後も韓米関係がさらに密接に強化されるだろう」と話し、ペンス前副大統領が「本当に良い言葉」とこたえたと聯合ニュースは伝えた。

ペンス前副大統領は父親が韓国戦争（朝鮮戦争）参戦勇士で、２人の息子が空母と戦闘機の操縦士として韓国で服務した縁に言及し、尹次期大統領は「切っても切れない縁」と話したという。

ある関係者は「厚い信頼を基に歓談する席であり、隔意なく互いの縁でゆっくり会う席だったものと承知している。国際情勢に対する話も行き交ったと理解する」と説明した。