オミクロン株
中央防疫対策本部によると、この日午前0時基準で新規患者は49万881人となり前日の35万3968人より14万人近く増えた。17日の62万1221人に続き過去2番目だ。1日当たり新規患者は19日から4日連続で前週比で減少する傾向を見せた。ところがこの日再び患者が大幅に増えた。23日午後9時までの感染者は38万277人で前日の同じ時間より9万人余り減った。
累積患者はこの日1000万人を超え、国民の約20%が新型コロナウイルスに感染した。通常海外では人口の20~30%程度が感染した後に感染拡大傾向が鈍化する現象が現れたが、当局と専門家は最近ステルスオミクロン株などの変数ができただけに判断するのは早いという立場だ。
中央事故収拾本部の孫映莱(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は「減少傾向がいつ現れるのか、ピークが緩やかに長く維持されながら減少し始めるのか、すぐに現れるのかなどは現在判断し難い」と話した。ピークを過ぎたとしてもしばらく数十万人台の感染者発生が続く恐れがあるというのが専門家らの話だ。
一方、学生の感染者数が急増する中で全面登校する学校はむしろ増えたことがわかった。23日の教育部によると、今月15~21日の1週間に全国の学生37万9983人が感染した。同じ期間に登校授業をする学校は増えた。全国2万326校のうち99.3%の2万179校が登校授業をすることが明らかになった。全面登校授業をする学校も89.5%に達した。前週には全面登校授業をする学校が89.1%で0.4ポイント高まったのだ。
前日ソウル市教育庁はこの1週間に全面登校を選択した学校が多くなったとし「学生と父兄が教育欠損に対して危機感を持って登校を望んでいる」と説明した。
感染した教職員の数も増え、学校は代替教員を確保するのに苦労している。この日ソウル市教育庁は来月末まで奨学官など教育専門職員300人ほどが欠講・補講講師となり、退職教員と教員資格所持者、休職者と派遣教師ら800人ほどの講師人材を追加で確保したと明らかにした。
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