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米「ロシア軍、ウクライナで戦争犯罪」…「戦犯」プーチン氏を国際法廷にたてるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン大統領

米国政府は23日(現地時間)ロシア軍がウクライナで戦争犯罪を犯したという結論を下したと明らかにした。ロシアのウラジミール・プーチン大統領が先月24日、ウクライナを侵攻して27日ぶりにこれを戦争犯罪と公式に規定した。米国務省はジョー・バイデン大統領が開戦後初めて欧州を訪問する日にこれを発表した。

アントニー・ブリンケン国務長官はこの日、声明を通じて「米国政府は現在の入手可能な情報に基づいてロシア軍がウクライナで戦争犯罪を犯したと評価するということを発表する」と明らかにした。

ブリンケン長官は「われわれの評価は利用可能な公開情報と機密情報に対する慎重な検討を土台にする」と説明した。


ブリンケン長官は最近、ロシアが無差別攻撃を加えているウクライナ南部都市マリウポリで民間人が体験している苦痛を戦争犯罪の被害とした。

ブリンケン長官は「ロシア軍が攻撃した多くの場所は民間人が使用していることが分かった」とし、国連人権高等弁務官室が3月11日報告書で明らかに言及したマリウポリ産婦人科病院、上空からも見える大きな文字のロシア語で「子ども」と表示したマリウポリ劇場に対する砲撃などを指摘した。

ブリンケン長官は「ロシア軍が無慈悲な攻撃を続ける中で女性や子どもを含む罪のない民間人死亡者とけが人数が毎日増加している」とし、マリウポリ市役人たちを引用してこの都市だけで3月22日現在2400人以上の民間人が死亡したと明らかにした。

また「国連はマリウポリを除いても死亡者とけが人を含んで民間人2500人以上の被害を公式確認し、実際の死亡者数はさらに多いだろうと強調した」と伝えた。

ブリンケン長官はロシア軍がウクライナ全域の病院や学校、住宅街建物、救急車などを攻撃していると指摘し、「国務省と他の米国政府専門家はウクライナで起きられる潜在的戦争犯罪を記録し評価している」と警告した。

また、プーチン大統領の軍隊はチェチェン共和国グロズヌイとシリア・アレッポで使った戦術のように市民の抵抗意志を挫折さえるために都市に集中的に爆撃を加えていると説明した。

これに先立って、バイデン大統領はプーチン大統領を「戦犯」と呼び、国務省は法律検討を進行中だと明らかにした。ロシア政府はジョン・サリバン駐ロシア米国大使を呼んで抗議した。ブリンケン長官は個人的に戦争犯罪が起きたと信じるとして大統領と同じ立場に立ち、この日の声明発表で米国政府レベルでこれを公式化した。

米国はロシアの戦争犯罪に関連して収集した情報を同盟およびパートナー、国際機構と適切に共有し、刑事訴追を含むすべての手段を使って責任を問うと明らかにした。

通常の犯罪と同様に該当犯罪に対して管轄権を持つ裁判所が特定事件に対する刑事上有罪を判断する責任があると強調し、プーチン大統領とロシア指導部を国際法廷にたてるという意志を示した。



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