ロシアのウラジミール・プーチン大統領が１３２人が搭乗した中国旅客機墜落事故に関連し、習近平中国国家主席に哀悼の意を表わした。

ロシアのタス通信は２１日（現地時間）、大統領官邸を引用してプーチン大統領が習主席にボーイング航空機墜落事故に哀悼を表わしたと報じた。

中国民航局によると、この日午後２時３８分ごろ乗客１２３人、乗務員９人が搭乗していた中国東方航空ＭＵ５７３５便が昆明を出発して広州に向かう途中で墜落した。


墜落場所は梧州市付近山岳地帯で墜落とともに山火事が発生した映像がネット上に共有された。

梧州市と広西チワン族自治区、広東省などから消防車と大勢の消防署員が救助作業に投入されたが、死傷者数はまだ確認されていない。

事故が起きた航空機はボーイング７３７－８００ＮＧだ。２０１５年６月２２日引き渡され、機齢は６年８カ月だ。ボーイング７３７－８００　ＮＧ（ネクストジェネレーション）はインドネシアとエチオピア墜落事故後各国で運航が禁止されたボーイング７３７マックス（ＭＡＸ）以前のモデルだ。

中国東方航空は事故以降緊急対応体制に着手し、航空機の処理や事故調査、家族支援、物流支援、法律支援など９つの実務チームを構成した。

習主席は事故原因を早急に明らかにする一方、救助に全力を尽くすことを指示したと新華社通信は伝えた。