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欧州とアジアつなぐ世界最長3563メートルの吊り橋…その裏には韓国の「チーム李舜臣」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

DLE&CとSKエコプラントが建設した世界最長の吊り橋となるトルコのチャナッカレ大橋全景。[写真 DLE&C]

韓国の建設会社の技術と国産資材で完成した世界最長の吊り橋であるトルコのチャナカレ大橋が初めて姿を表わした。

DLE&CとSKエコプラントは20日、トルコで金富謙(キム・ブギョム)首相と同国のエルドアン大統領、発注元と施工関係者らが参加する中で18日にチャナッカレ大橋の開通式を開いたと明らかにした。

欧州大陸とアジア大陸をつなぐチャナッカレ大橋は2018年4月に着工して48カ月にわたり工事をした。総延長3563メートルで、主塔と主塔の間の距離が世界で最も長い吊り橋だ。この長さはトルコ共和国建国100周年となる2023年を記念するために2023メートルで設計した。これまで世界1位の吊り橋は1998年に竣工した日本の明石海峡大橋の1991メートルだ。


この橋梁はダーダネルス海峡を挟んで分かれているチャナッカレ州アジア側のラプセキと欧州側のゲリボルをつなぐ。2019年に開港したイスタンブール新空港とイスタンブールに新たな海路を開くイスタンブール大運河とともにエルドアン大統領の「3大メガプロジェクト」と呼ばれたりもした。

韓国最長の吊り橋である「李舜臣(イ・スンシン)大橋」を建設したDLE&CとSKエコプラントは「チーム李舜臣」を構成し、2017年に日本企業を押さえて受注に成功した。トルコ政府は2023年10月までに作業を終えることを要求したが、韓国企業は技術力で工事期間を1年7カ月短縮した。総工費は約3兆2000億ウォンで、両社はこの橋梁を12年間運営した後にトルコ政府に移管することになる。

主塔により支持されるケーブルに橋桁が取り付けられる構造である吊り橋は現存の橋梁の中で施工と設計技術の難度が最も高い構造物で、韓国企業が世界最長の吊り橋を建設したことは世界最高の技術力を立証したことを意味する。

チャナッカレ大橋のケーブルは鋼鉄のワイヤー1本が5.1トンの荷重を支持できる。現存するケーブルのうち最高の引張強度を誇る。また、ダーダネルス海峡の強風に耐えるために耐風安定性に最適化された飛行機の翼形の橋桁を設置した。高さ334メートルに達する主塔もやはり現存する吊り橋で最も高い。

DLE&Cのイ・ドンヒ土木事業本部長は「李舜臣大橋で世界で6番目に吊り橋技術自立を完成したDLE&Cがわずか10年ぶりに世界1位の吊り橋を成功裏に竣工することになった」と説明した。

SKエコプラントエコソリューションBUのチョ・ジョンシク代表は「欧州とアジアをつなぐトルコのユーラシア海底トンネルとボスポラス3橋に続き世界最長の吊り橋を建設する金字塔を打ち立てた。韓国の建設会社の高い技術力と施工能力を世界的に認められることになり、特に新型コロナウイルスによるさまざまな困難の中でも1件の重大事故もなく成功裏に工事を終えることになりさらに意味深い」と付け加えた。



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