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「ウクライナに残るのは自殺行為、ロシアの爆撃後に国際義勇軍50人去った」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国海軍特殊戦団(UDT)大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏 [イ氏 インスタグラム キャプチャー]

韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉だったユーチューバーのイ・グン氏は今月6日、外国人義勇軍に参加するためウクライナに出国したとSNSで公開した。イ氏とともにウクライナに行った韓国人2人は帰国した。18日、外交部当局者によると、イ氏のほかにもウクライナに滞在している韓国人は8人いる。現地で義勇軍として参加した人たちががどんな生活をしているのかは伝えられていない。

国際義勇軍に参加して帰国したフランス人のアラン・ベイゼル氏は13日、ウクライナ西部ヤボリブ基地での経験をフランス日刊紙ルモンドに語った。

プーチン大統領に怒りを感じて参戦を決心したベイゼル氏は飛行機、列車、バスに乗ってヤボリブ基地に爆撃の前日に到着した。ヤボリブ基地はウクライナ戦争初期から外国人ボランティアメンバーが集結するところとして使用された。ここには英国、スペイン、ニュージーランド、米国など多数の国から来た義勇軍がいたという。


ベイゼル氏は翌朝、喫煙するため建物の外に出たが、午前5時30分ごろ、耳が聞こえなくなるほど大きな爆発音を聞いた。同僚は裸足で外に飛び出した。2発目のミサイルが落ちた時には炎が高く上がり、真昼のように周囲が明るくなった。塹壕に隠れていたベイゼル氏の記憶によると、爆撃は1時間ほど続いた。

爆撃が終わった後、50代の英国人が離れるのなら今離れるべきだと言うと、ベイゼル氏を含む約50人が前に出た。ベイゼル氏も「武器も、弾薬も、戦争の準備ができた部隊もなく、そこに残るのは自殺行為と変わらなかった」と帰国を決心した理由を説明した。

当時、現場には400人ほどいたが、武器所持者は60-70人だけだった。その後、アボリブ基地は2度目のミサイル攻撃を受けた。この日の攻撃でウクライナ当局は35人が死亡したと、ロシア国防省は180人が死亡したと明らかにした。



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