17日、新型コロナ新規感染者が50万人を超えた。9日30万人台を突破した後一週間ぶりに20万人が追加された。全世界的に最も多い感染者が発生しているが、防疫当局は距離の確保措置を追加で緩和するかどうかを検討中だ。感染者数は多いが、致命率は季節インフルエンザに類似した水準に落ちたという判断からだ。今後1週間内オミクロン株の流行が頂点に達すると予想される中、防疫専門家は距離の確保緩和前に政府が現状を正確に分析し、国民に知らせる必要があると指摘する。
現在、韓国の一日新規感染者規模は世界最高水準だ。全世界の新型コロナデータを集計するアワー・ワールド・イン・データによると、主要国のオミクロン株流行頂点の時期に比べても韓国の現在の感染者数は圧倒的だ。韓国のように短期間で感染者が急増した香港は頂点で人口100万人当たり一日新規感染者(7日平均)が5845人(3月4日)まで急増し、フランスは5436人(1月25日)を記録した。それよりも早くオミクロン株が広がった英国は2681人(1月5日)、米国は2425人(1月15日)にとどまった。まだ頂点に達していない韓国は15日(現地時間)基準で100万人当たり6730人となり、他の国の頂点をすでに超えた。韓国は他国に比べて2年間累積感染者が少なかっただけに、今感染者が急激に増えるしかないという分析もある。だが、流行が拡大する時期に防疫措置を緩和したせいで拡大傾向に油を注いだという指摘が出る。
高麗(コリョ)大学予防医学科のチェ・ジェウク教授は「最も強力な統制手段だった距離の確保措置を1月中旬から緩和し続け、感染者が急増するしかない」と分析した。また、「PCR検査を迅速抗原検査に切り替え、検査件数が多くなり、以前に感染者があまりにも少なかった点も影響を及ぼしたとみられる」と話した。
だが、防疫緩和に重きを置く政府は一日感染者数より重篤・重症率と致命率に集中する必要があると主張する。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は前日、記者会見で「ここ4週間、新型コロナ致命率は0.1%よりは低くなっており、短期致命率は現在の季節インフルエンザに類似した水準」と再度強調した。この日、ブリーフィングでも「3月7日世界保健機関(WHO)に報告された資料によると、現在の人口10万人当たり死亡者数は米国285人、フランス208人、英国237人だ。韓国は17人で、大概10分の1水準」と強調した。
韓国、新型コロナの頂点規模も英米を抜いて世界最高水準(2)
現在、韓国の一日新規感染者規模は世界最高水準だ。全世界の新型コロナデータを集計するアワー・ワールド・イン・データによると、主要国のオミクロン株流行頂点の時期に比べても韓国の現在の感染者数は圧倒的だ。韓国のように短期間で感染者が急増した香港は頂点で人口100万人当たり一日新規感染者(7日平均)が5845人(3月4日)まで急増し、フランスは5436人(1月25日)を記録した。それよりも早くオミクロン株が広がった英国は2681人(1月5日)、米国は2425人(1月15日)にとどまった。まだ頂点に達していない韓国は15日(現地時間)基準で100万人当たり6730人となり、他の国の頂点をすでに超えた。韓国は他国に比べて2年間累積感染者が少なかっただけに、今感染者が急激に増えるしかないという分析もある。だが、流行が拡大する時期に防疫措置を緩和したせいで拡大傾向に油を注いだという指摘が出る。
高麗(コリョ)大学予防医学科のチェ・ジェウク教授は「最も強力な統制手段だった距離の確保措置を1月中旬から緩和し続け、感染者が急増するしかない」と分析した。また、「PCR検査を迅速抗原検査に切り替え、検査件数が多くなり、以前に感染者があまりにも少なかった点も影響を及ぼしたとみられる」と話した。
だが、防疫緩和に重きを置く政府は一日感染者数より重篤・重症率と致命率に集中する必要があると主張する。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は前日、記者会見で「ここ4週間、新型コロナ致命率は0.1%よりは低くなっており、短期致命率は現在の季節インフルエンザに類似した水準」と再度強調した。この日、ブリーフィングでも「3月7日世界保健機関(WHO)に報告された資料によると、現在の人口10万人当たり死亡者数は米国285人、フランス208人、英国237人だ。韓国は17人で、大概10分の1水準」と強調した。
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