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ロシア、非友好国に韓国を指定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プーチン大統領

ロシアが7日、韓国を非友好国に指定した。この日、ロシア政府は自国と自国の企業、ロシア人などに非友好的な行動をしたと判断した国家や地域のリストを盛り込んだ政府令を公表して韓国を指定した。

この日、発表した非友好国リストには先月24日、ロシアが侵攻したウクライナをはじめとして米国・英国と欧州連合(EU)加盟国、そしてカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・日本・ノルウェー・シンガポール・台湾などが含まれた。ロシアは非友好国リストに指定した国に外交的制限を含む各種制裁を加えるものと予想される。

ロシアはすでにウクライナ侵攻にともなう西側諸国の経済制裁に対抗し、世界市場で自国産の割合が40%にもなる電子製品素材である合成サファイアの輸出を中止する可能性があると言及した。6日、ロシアのインテルファクス通信によると、ロシア産業貿易省は「われわれは非友好的な行動シナリオの展開を追求しない」としつつも「最後の手段で対応する権利がある」とし、合成サファイアに言及した。合成サファイアは、スマートフォン画面をはじめ、各種電子製品やマイクロチップ・発光ダイオード(LED)などを製造する場合に使われる。ロシアが直ちに合成サファイアの輸出を中止することはないだろうが、西側諸国の制裁が続けば対応カードとして使う可能性があることを示唆したと分析される。


ロシアによるウクライナ侵攻後、米国をはじめとする西側諸国はロシアの一部銀行を国際銀行間通信協会(SWIFT)決済網から退出させることにするなど経済制裁案を相次ぎ打ち出した。アップルがロシア市場でiPhoneをはじめとする自社製品の販売を全面中止するなど西側諸国の民間企業もこのような動きに参加している。



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