ジョー・バイデン米国大統領がロシアのウクライナ侵攻に対応して新しい制裁およびロシア向け輸出統制を発表した。

バイデン大統領は２４日（現地時間）演説を通じて「今日強力な追加制裁と何がロシアに輸出されることができるかに関する新しい統制を許可する」と明らかにした。

この日、バイデン大統領が発表した輸出統制制裁の中にはロシアのドル・ユーロ・ポンド・日本円の取り引き制限、ロシア軍隊の資金調達と増強のための能力遮断、ロシア２大国営銀行であるＶＴＢなど計１兆ドル（約１１５兆円）資産保有のロシア銀行に対する制裁などが含まれた。


同時に、ロシアの２１世紀ハイテク能力にも被害を与えるとした。

バイデン大統領はこの日、制裁の内容を説明して今回の措置がロシアには長期的な影響を最大化し、欧州には影響を最小化する方向と設定されたと説明した。

バイデン大統領は「ロシアのウクライナ攻撃はわれわれの予想通り進められている」とし、これは明白な国際法違反とし、プーチン大統領は外交を拒否したと非難した。

同時に「プーチン大統領は国際舞台で一人ぼっちになるだろう」とし、「プーチン大統領に対する直接的な制裁策も依然としてテーブルの上にある」と述べた。

また「プーチンは侵略者だ。彼は戦争を選んだ。もう彼と彼の国が結果に相応する責任を担うだろう」と警告した後、現在プーチン大統領と会談する計画がないと線を引いた。