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世界テレビ市場でサムスン・LGエレクトロニクスがシェアの半分を占めた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

市場調査会社オームディアによると、昨年世界テレビ市場でサムスン電子とLGエレクトロニクスは合計基準で48%、販売台数基準で32%のシェアを占めた。[写真 サムスン電子・LGエレクトロニクス]

過去1年間全世界で売れたテレビ販売額の半分ほどはサムスン電子とLGエレクトロニクスが占めたことが分かった。

20日、市場調査会社オームディアによると、昨年サムスン電子は29.5%のシェア(金額基準)で1位を占めた。2006年以来16年連続で世界1位を守った。LGエレクトロニクスは18.5%で2位にのぼった。両社のシェアを加えれば48%で、30社以上のテレビブランド販売額全体の半分に達する。3位はソニー(9.5%)。

特に、LGエレクトロニクスは有機EL(OLED)テレビの出荷量が急増して過去最高の実績を達成した。昨年、この会社の有機ELテレビの出荷量は404万8000台で2020年204万8000台から2倍増えた。昨年全世界で販売されたLG有機ELテレビの平均販売価格(ASP)は1861.7ドル(約21万4000円)だった。液晶ディスプレイ(LCDテレビ)のASP507.7ドルに比べると3倍を上回る。さらに、世界有機ELテレビ市場は前年比80%以上成長するなど上昇の勢いを見せている。LGエレクトロニクスの金額基準でシェアは前年より2%ポイント上昇した。


サムスン電子は主力である量子ドット(QLED)テレビを前面に出して1位の座を占め続けている。ただし、金額基準でシェア(29.5%)は前年度より小幅に下落した。最近、サムスンのシェアは2017年26.5%、2018年29%、2019年30.9%、2020年31.9%だった。数量基準では、全体テレビ市場の19.8%がサムスンが作った製品だった。

サムスン側は「量子ドットを中心にしたプレミアム販売戦略が有効だった」と話す。オームディアによると、昨年サムスンの量子ドットテレビは943万台が売れた。

2017年初めて発売された時期の80万台から翌年260万台、2019年532万台、2020年779万台へと販売量が着実に増加している。

今年も両社はプレミアムテレビを前面に出して激しい競争を繰り広げる。昨年1500ドル以上のプレミアムテレビ市場で全体有機EL陣営のシェアは37.4%で、量子ドットテレビの36.9%を小幅にリードした。

サムスン電子は超高価市場でシェアの拡大に向けて努める計画だ。サムスンは昨年2500ドル以上のテレビ市場で42.1%のシェアを、80型以上超大型テレビ市場で44.9%のシェア(以上金額基準)を記録して市場をリードした。高付加・超高価市場で勝負をかけるという戦略だ。



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