「国民の力」の尹錫悦大統領候補。[写真 国会写真記者団]
この日尹候補は自身のフェイスブックに「ウクライナ情勢が『真実の瞬間』に近付いている。私はウクライナ情勢をめぐり米国をはじめとするNATO勢力とロシア間に緊張が高まっていることを鋭意注視している。今回の事態が平和的に解決されることを強く希望する」とした。
尹候補は「ウクライナ情勢がもたらす経済的影響に対する備えが必要だ。韓国政府は米国など主要関係国と緊密に接触し、状況悪化時の国際原油価格急騰、金融市場不安、世界的供給網急変など韓国の国民と企業が体験することになる被害を防止できる『経済安全保障』確保案を至急用意しなければならない」と促した。
続けて「何より米国が欧州に集中する間に北朝鮮が弾道ミサイル試験発射のような戦略挑発、国境付近での局地挑発などを敢行する可能性がある。韓国政府は万一の事態に備え水も漏らさぬ韓米連合防衛態勢を構築し、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応できる拡張抑止(核の傘)をさらに強化すべきだろう」と強調した。
その上で、「平和は言葉ではなく強い力を通じて勝ち取ることができる」と付け加えた。
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