地上波3局合同招請の「2022大統領選候補討論」が3日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)KBS(韓国放送公社)公開ホールで行われた。左から正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)候補、国民の力の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補。 [国会写真記者団]
忠南(チュンナム)大学のヨム・ミョンベ名誉教授は文在寅(ムン・ジェイン)政府5年間の経済・財政政策を評価して「財政中毒、財政万能主義に陥っている。政府が主張する『先行投資』『優しい借金』論理は虚構」と指摘した。ヨム教授は「GDP規模を利用して補正予算の経済成長効果を計算した結果、2019年1兆9000億ウォン(約1835億円)、2020年9兆6000億ウォンに達したが、ここから赤字国債発行額を差し引いた純損益はどちらの年もマイナスだった」とし「金を借りて投資して追加で稼いだお金が追加で借りたお金より少ないという意味」と説明した。ヨム教授は「借金を増やしながら政府支出を拡大する場合、金利上昇とインフレ圧力が高まって経済成長を阻害し、国民の苦痛を加重するいわゆる『借金の復しゅう』現象が本格化する可能性もある」と話した。
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