ショートプログラムで４位を記録し韓国フィギュアスケート男子シングル五輪挑戦の歴史を書き換えたチャ・ジュンファン（２１）の過去の食事が再照明されている。

チャ・ジュンファンは２０１９年にＪＴＢＣの芸能番組『最近の子どもたち』にゲスト出演した。当時韓国の男子フィギュアスケート史上初めて２０１８年のＩＳＵフィギュアスケートグランプリファイナル男子シングルで銅メダルを取り次世代フィギュアスケート期待の星となっていたチャ・ジュンファンは、放送で実際の１日の食事を公開した。

朝食はフルーツ、または牛乳とシリアルだった。昼食は少量のごはんと牛肉、野菜だった。この時、牛肉は何のソースも加えず単に焼いただけで食べると明らかにした。夕食は昼食と同じように食べるとした。


チャ・ジュンファンの食事を見たＭＣのユ・ジェソクとクァンヒは「薄い味付けで毎日このように食べたら飽きそうだがすごい」と舌を巻いた。チャ・ジュンファンは「本当は食べることが好きだが５年にわたりこのような食事を維持している」と明らかにした。

チャ・ジュンファンは２０１８年にあるメディアとのインタビューでは「試合の時は食事をしないでエナジーバーで我慢した」と話したりもした。

過去にはキム・ヨナ選手も２０１０年のバンクーバー冬季五輪終了後にある芸能番組に出演し「選手生活のため食べたいものを食べることができない。パンが好きだが存分に食べてみたい」として食事調節と体重管理に対する苦労を話したことがある。

フィギュア選手は軽いほどジャンプとスピン、ターンなどの演技がしやすいため厳格な体重管理をすることで有名だ。体重が重ければ転倒した際に負傷につながる確率が高くなるためだ。厳格な食事管理のため一部フィギュア選手は摂食障害と栄養不足に陥ったりもする。

チャ・ジュンファンの食事を見たネットユーザーは「これを食べてどう過ごすのか」「食べたいものを耐えるのが本当にしんどいがすごい」「偉い」という反応を見せた。

一方、チャ・ジュンファンは１０日に開かれるフリースケート競技で史上初めてトップ１０、初めてのメダルに挑戦する。