韓国女子フィギュアスケートのレジェンドで元韓国代表選手のキム・ヨナさんがオリンピック（五輪）を振り返りながら羽生結弦選手など優れた技量を持つ選手が増えたと話した。

今月２日、北京冬季五輪公式チャネルのインタビューでキム・ヨナさんは２０１０年バンクーバー冬季五輪金メダル獲得当時を回想して「五輪準備過程から舞台に立つまで大小の苦痛があり、危機感や不安を感じながらも結局は良い成績を収めた。その時までの過程を考えると、第２の人生を生きていくときに滋養分になると思う」と話した。

キム・ヨナさんはロシアのカミラ・ワリエワの４回転ジャンプと羽生結弦のクワッドアクセル（４回転半）への挑戦を念頭に置いて「驚くほど技量が優れた選手が続々と出てきている。韓国選手も私の選手時代よりも技術的に発展した。男性選手も同じ」とし、フィギュアスケート界の技術的進歩を評価した。


続いて「引退して長い歳月が流れたが、今でも記憶してくれている方々が多く、称賛してくださっていて感謝している」とし「今後登場するフィギュアスケート選手にも多くの応援を送ってほしい」と締めくくってインタビューを終えた。

一方、キム・ヨナさんは今回の北京冬季五輪に解説者として出演オファーを受けていたことが分かった。韓国のある日刊紙によると、キム・ヨナさんのマネジメント会社関係者は「２０１８年平昌冬季五輪の時のように解説者の提案はあったがすべて断った」とし「彼女自身、解説者になる考えをもっていない」と話した。