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2028年五輪にもテコンドー登場…8大会連続で正式種目の快挙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

テコンドーが2028年LA五輪でも正式種目の地位を維持する。写真は昨年開かれた東京夏季五輪のテコンドー競技[写真 世界テコンドー連盟]

韓国の国技テコンドーが2028年、米ロサンゼルス(LA)夏季五輪(オリンピック)でも正式種目地位を維持することになった。

国際五輪委員会(IOC)は3日、中国北京で開かれた第139回総会で2029年夏季五輪に行われる28種目を最終決定して公開し、テコンドーも含まれた。

テコンドーは1994年のフランス・パリ総会で2000年シドニー夏季五輪の正式種目として採択され、五輪の舞台にデビューした。その後、アテネ(2004)、北京(2008)、ロンドン(2012)、リオ(2016)、東京(2021)、パリ(2024)まで欠かさずに五輪の正式種目の地位を守った。LA大会まで正式種目で参加することになり、五輪の舞台に8大会連続で名を連ねる。


世界テコンドー連盟(WT)のチョ・ジョンウォン総裁は「テコンドーが8大会連続で五輪の正式種目として参加できたのは、世界のテコンドーファミリー全員の声援と努力の結果」とし、「テコンドーの武道精神は変わってはならないが、スポーツとしてのテコンドーは絶えず変わってこそ生き残る。2024年のパリ五輪でも、さらに新しいスポーツ・テコンドーを披露する」と所感を述べた。

WTは「五輪のテコンドー」の関心と位相を高めるため、大会ごとに革新に近い変化を試みてきた。2012年のロンドン五輪で電子防具やビデオ判読システムを導入したのが代表的だ。それ以降、得点制度の変更、選手服の材質及びデザイン変更、中継放送技法の改善など多様な努力を続けてきた。

昨年、東京五輪期間中、米紙ニューヨークタイムズは「テコンドーはスポーツの世界で最も寛大な種目」と賛辞を送った。先進国を中心に強者が集中している大半の種目とは異なり、テコンドーがスポーツ弱小国に夢と希望を与え、いわゆるスポーツの辺境と分類される国でも金メダルを夢見ることのできる種目という意味だ。これに関連し、WT関係者は「世界化と大衆化に成功したテコンドーが五輪の核心精神の1つである『多様性の実現』部門でも先頭に立っているという点を認められた」と評価した。

テコンドーは2020年夏季五輪種目国際連盟連合会(ASOIF)が実施したガバナンス評価指標で上位から2番目に該当するA2等級を受けた。種目自体の魅力だけでなく、国際連盟の競争力も認められたわけだ。

外縁拡張にも積極的だ。五輪だけでなく、アジア競技大会、パンアメリカン競技大会、アフリカ競技大会、パシフィックゲームズ、ヨーロッパ競技大会など各大陸別の総合スポーツ大会でも正式種目の資格を得た。昨年、バチカン市国がWT新規加盟国として参加し、加盟国数が211カ国に達した。国際パラリンピック委員会(IPC)が2024年パリパラリンピックでテコンドーの金メダル数を6個から10個に、出場選手規模も72人から120人に大幅に拡大したこともテコンドーの領域を広げる好材料と評価される。



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