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日本、感染者一日9万人超え…「ステルス・オミクロン」で長期化の懸念

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本では新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)感染者の急増し、2日には全国の一日の感染者数が9万人を超えた。

日本で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)新規感染者の急増が続き、2日には全国の一日の感染者数が9万人を超えた。増加速度は徐々に鈍化しているが、「ステルス・オミクロン」の影響で状況が長期化する可能性も指摘されている。

2日、日本全国で新たに確認された感染者は、東京都の2万1576人を含め、計9万4930人だった。1カ月前と比較して170倍に増えた。早ければ今週中に一日の感染者が10万人を超えるものと予想される。

感染者が爆発的に増加し、死者と重症者も増加している。2日の死亡者は前日より10人増の80人で、人工呼吸器による治療などを受けている重症患者は一日で82人増え、886人になった。デルタ株が主流だった昨年8月、第5波では重症患者が1日2000人余りまで増えた。当時と比べると少ない水準だが、流行が長期化した場合、病床への圧迫を避けられないという懸念が出ている。


◆沖縄はピークを過ぎて減少

感染者の増加は若干鈍化している。3日付の読売新聞によると、厚生労働省の助言機関は2日、前日までの1週間の新規感染者数はその前週の1.5倍と拡大が続いているものの、増加スピードには鈍化傾向が見られるとの見解を示した。

特に日本でオミクロンがいち早く拡大した沖縄では、1月初めから急増し始めた感染者数が1月15日の一日1829人がピークとなり、2日には784人まで徐々に減少している。全国が同様の傾向をたどれば、1~2週間後からは感染者数が減少に転じる可能性があるという希望的な見方も出ている。

問題は子ども・青少年の感染だ。朝日新聞は3日、1カ月近く続くオミクロン流行を分析した結果、デルタ株に比べて10代以下の感染が大きく増加しているという特徴が見られると分析した。デルタ株の場合、子どもは家庭内で感染するケースがほとんどだったが、オミクロンは学校で子ども同士で感染する事例が多く、教育機関の集団感染が続いている。

◆「ステルス・オミクロン」感染力はオミクロンの1.5倍

もう1つの懸念要素は、「ステルス・オミクロン」として知られる新型コロナオミクロンの亜種「BA.2」だ。日本国立感染症研究所は2日、ステルス・オミクロン感染事例が1月30日までに日本国内で47件確認されたと発表した。現在、日本政府はステルス・オミクロン判定のためのゲノム解析を5~10%しか行っていないため、既に市中に感染が広がっている可能性が高い。

デンマーク政府は先月末、ステルス・オミクロンの感染力はオミクロンの1.5倍と発表した。日本でステルス・オミクロンがさらに感染拡大した場合、感染者の増加が止まらなかったり、流行が長期化する恐れがあると朝日新聞は伝えた。

日本政府は感染拡大を防ぐためにワクチン3次接種を急いでいる。全年齢層の3次接種時期を「2次接種後8カ月後」から「6カ月後」に短縮し、東京など大都市に自衛隊が運営する集団接種センターを設置し、1日5000人ずつ接種を実施する。しかし、2日までの全国のワクチン3次接種率は4%に留まっている。



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