ソウル江西区(カンソグ)ユニクロ・スカイパーク店。ムン・ヒチョル記者
3日の関連業界によると、公取委審査官は最近、表示・広告法に違反したユニクロに制裁意見を入れた審査報告書(検察の控訴状に相当)を発送した。
ユニクロは自社が販売する機能性下着に細菌など微生物を除去したりその増殖を抑制する抗菌性があると表示・広告を出してきた。しかし実際の性能はそれとは異なり、公取委審査官は制裁が必要という意見だと伝えられた。
2020年7月に公取委傘下の韓国消費者院がユニクロ製品を含む機能性下着7製品を対象に機能性などを試験評価して発表した結果によると、ユニクロの「エアリズムクルーネックT」(白色)製品は均一な抗菌性能を期待しにくく、個別の製品により抗菌性能に差があった。
こうした結果に当時ユニクロを運営するFRLコリアは該当製品から抗菌表示を削除し同一価格帯の他の品目への交換や全額払い戻しを決めている。
公取委は審査報告書に対するユニクロの意見を聴取した上で近く3人の委員が参加する小会議を開き最終的な制裁水準を決める方針だ。
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