文在寅（ムン・ジェイン）大統領夫人の金正淑（キム・ジョンスク）さんが１月のエジプト訪問時に非公開でピラミッドを訪問していたことがわかり物議をかもしている。

韓国日刊紙東亜日報は２日、複数の外交消息筋の話として金さんが１月１９～２１日にエジプトのカイロに滞在していた際にエジプト文化相とともにピラミッドを視察するスケジュールをこなしたと報道した。警護チームなど一部だけが金さんに随行し、日程は１時間ほど続いたという。大統領夫妻が滞在するホテルからピラミッドまでは車で３０分ほど距離だったという。

これと関連し青瓦台（チョンワデ、大統領府）関係者は同紙に「ピラミッドに行ったのは事実だが、観光産業を促進し文化遺産を海外に知らせることを目的にエジプト側が要請して行くことになったもの。非公開の公式日程で韓国とエジプト両国のメディアに公開しないもの」と話した。


韓国のネットユーザーの間では、金さんのピラミッド訪問は不適切だったという世論が圧倒的だ。新型コロナウイルスの流行で海外旅行も容易でない状況で外交と関係のないピラミッド訪問は不適切だということだ。