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「性暴行、避けられないならば楽しめ」…政治家の妄言にインド世論激怒

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
インドの地方中堅議員が「性暴行を避けられないならば楽しめ」という趣旨の発言をして炎上し謝罪した。

インドメディアのNDTVとタイムズ・オブ・インディアなどが18日に報じたところによると、州議会議長を務めた経験のあるインド南部カルナタカ州のK・R・ラメシュ・クマール州議会議員は最近州都バンガロールの州議会で「性暴行被害が避けられない時は横になって楽しめという言葉がある」と話した。

クマール議員の発言は当時議会で農業関連のテーマをめぐり議員間で論争が広がる中で出た。一部議員が主題に対して議論する時間を要求し、議長が困難を訴えるとクマール議員が当時の状況を性暴行に例えて話したものだ。


クマール議員の発言が伝えられると、インドの女性議員と世論を中心に公憤が起こった。クマール議員と同じインド国民会議に所属するアンジャリ・ニムバルカール議員は「すべての女性、すべての母親・娘・子どもに謝らなければならない」と指摘した。別の議員も「性暴行に直面した女性は一生トラウマに苦しめられる」と強調した。

インターネットでもクマール議員の不適切な言動に対する指摘があふれた。あるインターネットユーザーはクマール議員に対し「あなたの家族や知人がそのような状況にあっても同じ考えだったか」と述べ、別のインターネットユーザーは「(発言に対する)謝罪でなく解任が先」と主張した。

世論の炎上を受けクマール議員は自身のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じ正式に謝罪した。彼はツイッターで「悪辣な犯罪を軽視しようという意図ではなかった。性暴行と関連し不注意で望ましくない発言をしたことに対し心から謝罪する」と明らかにした。議会に出席しても「女性を侮辱したり議会の権威を落とそうとする意図はなかった」と謝った。

これに先立ちクマール議員は2019年にも自身に対する腐敗容疑に対応し自らを性暴行被害生存者に例えて議論を起こしている。





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