9月27日、ソウル麻浦(マポ)にある居酒屋の女性社長が運営していた店舗のガラス壁に市民が残した追慕メモが貼り付けられている。その下に置かれた小さな花輪のリボンには「自営業者のご冥福をお祈りします」と書かれている。チョ・ガンス記者
全国自営業者非常対策委員会のチョ・ジヒョン共同代表は「政府が〔自営業者の政府果川(クァチョン)庁舎前〕テント座り込み以降、自営業者・小商工人対象の制裁はないと約束しておきながら、防疫被害をまた自営業者に転嫁しようとしている」とし「政府の方針に不服を唱えざるを得ない」と話した。チョ共同代表は「他の分野と比較しても自営業者の営業制限が習慣のように繰り返されている状況」と指摘した。韓国中小商人自営業者総連合会のイ・ソンウォン事務総長も「損失補償や被害支援体系の再整備なく社会的距離確保に進むのは問題がある」とし「現在の状況で社会的距離確保の復帰を受け入れる自営業者は多くない」と話した。
委員会などは22日、ソウル光化門(クァンファムン)広場で防疫パス適用および営業制限撤廃などを要求する総決起を行う予定だ。委員会側は「新型コロナ以降2年が流れる間、政府は病床確保や医療陣の補充のためにどんな努力をしたか」とし「防疫協力は終わった」と宣言した。