特別なのは2人の主人公が40代の性的マイノリティーであるという点だ。小さな法律事務所で弁護士として働いているシロ(西島秀俊)と美容師のケンジ(内野聖陽)はゲイカップルとして数年間一緒に暮らしている。料理が趣味のシロは毎日帰り道に買い物をして2人が一緒に食べる食事を作る。人々のうわさになるのが嫌で自分が性的マイノリティーであることを明らかにしないシロ、息子がゲイであることを受け入れたものの相変らず混乱している両親などのエピソードが出てくるが平凡そのものだ。各自仕事をして一緒にご飯食べて、それぞれ違う性格であれこれ言い争い、老後のことをたびたび心配する中年カップルだ。
人権問題では韓国よりもいいとは決して言えない日本だが、性的少数者に対する認識においては間違いなく差がある。数年前にブームを起こした『おっさんずラブ』というドラマは韓国人の立場では「このような内容を地上波で放送することができるのか」と思うほどだった。バラエティー番組に引っ張りだこのマツコデラックスら性的マイノリティーの芸能人も少なくない。そのような面で8日、東京都が性的マイノリティーのカップルを認める「同性パートナーシップ制度」を来年から導入すると発表したのは「今さら?」という感じさえ受ける。
人権問題では韓国よりもいいとは決して言えない日本だが、性的少数者に対する認識においては間違いなく差がある。数年前にブームを起こした『おっさんずラブ』というドラマは韓国人の立場では「このような内容を地上波で放送することができるのか」と思うほどだった。バラエティー番組に引っ張りだこのマツコデラックスら性的マイノリティーの芸能人も少なくない。そのような面で8日、東京都が性的マイノリティーのカップルを認める「同性パートナーシップ制度」を来年から導入すると発表したのは「今さら?」という感じさえ受ける。
この記事を読んで…