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韓国警察庁長の独島訪問に日本が強力反発…韓日米の3角協力揺れる(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国の金昌竜(キム・チャンリョン)警察庁長

韓国外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官はこの日、在ワシントン韓国大使館で開かれた特派員懇談会で「日本側が韓国警察庁長の独島訪問問題で会見に参加できないという立場を伝えた」と明らかにした。あわせて「我々は韓日米次官協議が重要だという認識があり、開催国の米国が単独会見で協議結果を公開することに同意した」と説明した。

これに関連して、政府高位当局者は「日本側は金昌竜庁長の独島訪問で雰囲気が良くなく、(森次官が)飛行機に乗れないところだったが、上部を説得してくることになったという」として情況を説明した。韓国は共同記者会見が取りやめになった責任が自分たちのほうにないということを強調しようとこの事実を明らかにしたが、外交チャネル間の対話を一方的に公開したことに対して適切性論争が出かねない部分だ。

◆「日本、反韓あおって支持層の結集を狙った」


韓国政府が最近、韓米・韓日米など対外的協議の契機があるたびに終戦宣言の説得に「オールイン」している状況であることを考慮すると、日本との外交的葛藤は得るものがないという指摘がある。日本は終戦宣言当事国ではないが、安倍晋三内閣当時の2018年、米国側に反対立場を明らかにして議論にブレーキをかけるなど米国の対北政策の決定過程に影響力を発揮してきた。

今回の共同記者会見の中止は、韓日米3国間にある複雑で多様な懸案で、日本が妨害すれば米国も他に使える手段がないということを見せたという評価だ。韓国政府は日本に責任を転嫁するが、今回の状況は日本が米国に与える影響力を端的に示したということでもある。

世宗(セジョン)研究所日本センター長の陳昌洙(チン・チャンス)氏は「韓日関係は互いにとって保険も同然」とし「短期戦略が一致しないからといって互いを障害物としてのみ認識し、国内政治的に反日・反韓感情を利用しようとするのは近視眼的」と指摘した。


韓国警察庁長の独島訪問に日本が強力反発…韓日米の3角協力揺れる(1)

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