韓国政府は、尿素水の品薄現象に対して初期対応が充分ではなかった点を認めて「厳しく反省している」という立場を出した。

金富謙（キム・ブギョム）首相は８日、国会予算決算特別委員会総合政策質問に出席し、与党「共に民主党」の呉永煥（オ・ヨンファン）議員の「非常に遅い対処で、国家の危機管理認識が甘かったという評価がある」という指摘に「初期に積極性を持って対処していれば、状況の悪化を食い止められたかもしれないという残念な思いがある」と明らかにした。

全方向的に産業資源状態を点検しなければならないという指摘に、金首相は「戦略物資として管理して備蓄している以外に、今回のように社会各所で重要な役割を果たさなければならない品目が約８０種類になると、産業通商資源部が把握した」とし「資源安保に関する認識を新たにして備え、国家全体が状況管理するシステムを構築する」と話した。