今年5月21日、ホワイトハウスで首脳会談後に共同記者会見をする文在寅(ムン・ジェイン)大統領とバイデン米大統領。 [中央フォト]
民主主義首脳会議の開催はバイデン大統領の大統領選挙公約だった。世界の民主主義国家を糾合して権威主義体制に対抗するという趣旨の行事で、米国の主要同盟国の韓国と日本、欧州の国が対象に挙がっていた。
しかし一部では、フィリピンなど人権を等閑視してきた国を招請したのは会議に趣旨に合わないという批判もある。民主主義的な価値よりも中国とロシアを牽制するための会議になったという指摘だ。
米当局者は各地域からそれぞれの民主主義経験を持つ国が招請されたと伝え、「『この国は民主主義であり、この国はそうでない』と整理したものではない」と説明した。
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