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元交際相手宅のチャイム鳴らす…「ストーカー処罰第1号」になった20代の男=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
別れた元交際相手の家を訪ねて繰り返し玄関チャイムを押した20代の男が現行犯で逮捕された。男は21日に施行されたストーカー処罰法を適用される初の事例になった。

全羅北道全州(チョンラブクド・チョンジュ)の徳津(トクチン)警察署は22日、ストーカー処罰法違反容疑で25歳の男を在宅で立件し調査していると明らかにした。

警察によると、男は前日午前1時32分ごろ全州市内の元交際相手宅の玄関チャイムを何回も押した容疑を受けている。


被害者の通報を受けて出動した警察は男に「相手が拒否するのに度々訪ねてベルを押せば処罰を受けることになる」と伝えて書面で警告状も発行した。

しかし男は1時間ほど過ぎた後に再度この家を訪れ同じ行為を繰り返したため2度目の通報を受けて出動した警察が男を現行犯で捕まえた。

警察関係者は「出動した警察官が男の行為を制止し強く警告したのに相手の意思に反する行為を繰り返した。被害女性に対する身辺保護措置も進めている」と話した。

前日の21日から施行されたストーカー処罰法は住居地で待ったり見守る行為で不安感と恐怖感を呼び起こせば3年以下の懲役に処することができる。凶器またはその他の危険物を携帯または利用する場合には5年以下の懲役または5000万ウォン以下の罰金に処せるようにしている。

これまでは軽犯罪処罰法を適用し罰金が最大10万ウォンなどほとんど罰金を科すだけだったが、処罰水準が大きく引き上げられた。





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