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打ち上げ控えた韓国型発射体「ヌリ号」、発射台に移送開始…午後には推進剤充填設備に結合

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今月6月、全羅南道高興(チョルラナムド・コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターで韓国航空宇宙研究院が韓国型発射体(KSLV-2)ヌリ号の認証モデルを移送装置に載せて発射台に移動させている。[写真 韓国航空宇宙研究院]

21日の打ち上げを控えた韓国型発射体「ヌリ号」(KSLV-II)が20日朝、全羅南道高興郡(チョルラナムド・コフングン)羅老宇宙センター内第2発射台へ移送されている。

20日、韓国科学技術情報通信部は「午前7時20分ごろ、ヌリ号の移送を始めた」とし「無人特殊移動車両(トランスポーター)に載せられ、羅老宇宙センター内発射体総合組立棟から発射台まで約1時間かけて移送される予定」と明らかにした。

ヌリ号は発射台に到着した後、起立準備過程を経て午前中に発射台に垂直に設置される。


午後にはヌリ号に電源および推進剤(燃料、酸化剤)などを充填するための「アンビリカル結合」と、燃料や酸化剤充電過程で詰まりや漏れの可能性がないかどうか確認する作業「機密点検」などの打ち上げ準備作業が行われる予定だ。

一方、韓国気象庁によると、ヌリ号を発射台に移した後に立てる作業が行われる20日、羅老宇宙センターが位置する全羅南道高興郡蓬莱面(ポンネミョン)の上空は晴れる見込みだ。最低気温と最高気温の予報はそれぞれ9度と15度となっている。

ヌリ号の打ち上げが予定された21日も晴れるものとみられる。ただし雲が多少かかる可能性がある。

ただし気象庁は雲層が薄く一時的なもので、打ち上げに影響を与えることはないと予想した。

打ち上げ時刻である午後4時前後に落雷などが発生する可能性も少ないと気象庁は付け加えた。最低気温と最高気温はそれぞれ10度と17度になると予想されている。

発射体打ち上げのための条件を確認すると、風は瞬間最大風速21メートル(秒速)以下で気温は氷点下10度から35度の間でなければならない。飛行軌道に雷が落ちる可能性もあってはならない。



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