新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）ワクチン接種者を対象にしたオフラインコンサートが再開され、ＢＴＳの米国ロサンゼルス（ＬＡ）コンサート「ＰＥＲＭＩＳＳＩＯＮ　ＴＯ　ＤＡＮＣＥ　ＯＮ　ＳＴＡＧＥ」に対する世界Ｋ－ＰＯＰファンの関心が集まっている。このような渦中に１７０万円を超える「闇チケット」まで登場して問題になっている。

１７日、米国チケット前売りサイト「チケットマスター（Ｔｉｃｋｅｔｍａｓｔｅｒ）」には従来のチケット価格の数十倍に達するリセール（再販売）チケットが出た。ステージのすぐ前でコンサートを楽しむことができるロイヤル席（ＶＶＩＰ）は最大価格が１万５０００ドル（約１７１万円）を記録した。今回のコンサートは新型コロナ拡大の余波で２年ぶりに開かれるオフラインコンサートだ。２０１９年ソウルで行われた「２０１９　ＢＴＳ　Ｗｏｒｄ　Ｔｏｕｒ　ＬＯＶＥ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ：　ＳＰＥＡＫ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ　［ＴＨＥ　ＦＩＮＡＬ］」以来だ。もともとのチケット税抜価格は７５ドルから最大４５０ドルだが、現在の取引価格は１０００ドル以上が基本だ。

今回の「ＰＥＲＭＩＳＳＩＯＮ　ＴＯ　ＤＡＮＣＥ　ＯＮ　ＳＴＡＧＥ」ＬＡコンサートのチケット発売は５日から始まった。「Ｍａｐ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｓｏｕｌ　北米コンサート」ＶＩＰチケットの購入者を皮切りにＡｒｍｙ（アーミー）ファンクラブ、チケットマスターファンの順で３日間にわたって先行前売りが行われた。大部分は本前売りへ進む前に完売した。公演会場に収容しきれないファンのために超大型スクリーンで映像を仲介するオンライン公演会場への入場チケットを別途販売したが、これもまた早期完売した。公演は１１月２７日～２８日、１２月１～２日に米国ロサンゼルスで計４回行われる。


公演会場はＳｏＦｉスタジアムでＮＦＬチーム「ロサンゼルス・チャージャーズ」と「ロサンゼルス・ラムズ」のホームスタジアムとして使われている。最大１０万人以上収容が可能だ。観客はワクチン接種者に限られている。