ソウル江西区(カンソグ)ユニクロ・スカイパーク店。ムン・ヒチョル記者
すでに早朝からオンラインモールでは「WPJウルトラライトダウンオーバーサイズジャケット」製品が品切れとなり、ユニクロオフライン店舗前にはこれを購入しようとする客が長い列を作ったりもした。
ホワイトマウンテニアリングは日本の高価衣類ブランドで、販売価格が数十~数百万ウォン水準になるが、ユニクロとのコラボ製品は価格が10万ウォン台ということで購入者が殺到した。予想よりも早く完売したことで「準備物量そのものが少なかったのではないのか」という不満まで提起される状況だ。
韓国ユニクロを運営するFRLコリアは昨年売上5746億ウォン・営業損失129億ウォンを記録した。売上は40%ほど減り、赤字幅はより大きかった。日本製品不買運動に新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による打撃が重なったためだ。韓国ユニクロはコロナ発生以降、店舗約50カ所を縮小している。
反面、ユニクロ日本本社の営業利益は増加している。ロイター通信によるとユニクロの本社であるファーストリテイリングの今年の営業利益は2700億円に達するものとみられる。昨年より8%増となる数値だ。柳井正会長は「世界的に新型コロナを防ぐために予防接種が実施されていて、経済が本格的に回復しているため」と説明した。
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