米国プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏(90)
地球温暖化研究に対する功労が認められて、今月5日ノーベル物理学賞の共同受賞者に選ばれた日系米国人で米国プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎氏(90)が日本式「研究室文化」に苦言を呈した。真鍋氏は愛媛県で生まれて東京大学で博士過程を修了した後、渡米して米海洋大気局に勤務して米国籍を取得した。ノーベル賞受賞者と発表された直後、「日本に戻りたくない」と発言して日本国内で大きな話題になった。
真鍋氏は15日、日本経済新聞とのインタビューでその理由を打ち明けた。