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韓国の大学生「願書出してもどうせ就職できない…」10人に4人が求職諦めた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年7月15日午前、ソウル蘆原区(ノウォング)の中溪近隣公園で開かれた2020蘆原区雇用博覧会で市民が参加会社リストを確認している。 ウ・サンジョ記者

来年2月に卒業を控えた大学生のハンさん(25)は最近、卒業猶予申請をするか悩んでいる。ハンさんは昨年、語学研修を計画していたが、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のため中止した。最近、一部企業の下半期採用過程に志願したが書類選考で落ちた。ハンさんは「履歴書に書く内容がろくにない。面接の機会だけでも得るためにもっと資格を取ろうと思う」と話す。

韓国経済研究院は、4年制大学の3~4年生や卒業生など2713人を対象にアンケート調査を行った結果を12日、発表した。今回のアンケート調査は8月12日から先月6日まで行われた。

今回の調査で「積極的に求職活動をしている」という回答者は10人に1人の割合(9.6%)に留まった。求職活動を「休んでいる」(8.4%)または「ほとんどしていない」(33.7%)という回答は合計42.1%だった。求職活動を「儀礼的にしている」(23.2%)という回答も少なくなかった。


大学生と卒業生が積極的に求職活動をしない理由としては、「自分自身の能力・技術・知識などが足りないから、もっと準備するため」(64.9%)という回答が最も多かった。「専攻または関心のある分野の雇用が不足している」(10.7%)や「求職活動をしても就職できなさそうだから」(7.6%)という回答もあった。

キム・ヘジン韓経研研究員は「青年がますます激化する就職競争の中で求職への自信を失っている。青年の労働市場への参入を遅らせ、未来成長動力が低下する結果を招く」と述べた。

回答者の半数以上(58.6%)は、今年の就業環境が昨年より厳しいと見ている。下半期の就業環境が上半期より厳しいと見ている割合(42.7%)も少なくなかった。今年の就業環境が昨年より良くなったという回答は2%に留まった。

就職準備の難しさについては「採用の機会が減り、入社競争が激しくなった」(29.3%)という回答が最も多かった。「体験型インターンなど実務経験の機会を確保するのが難しい」(23.9%)や「不安・憂鬱・自尊心の低下など心理的な萎縮が高まった」(18.2%)という回答もあった。

今年、積極的に求職活動をしている大学生と卒業生は、入社願書を平均6.2回出した。書類選考に合格した回数は平均1.6回だった。就職を希望する企業については、公企業(18.3%)と大企業(17.9%)・公務員(17.3%)の割合が同程度だった。



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