韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、「国軍最高統帥権者の第一かつ最も大きな責務は韓半島(朝鮮半島)の恒久的平和を作って守ること」と述べた。
文大統領はこの日、慶尚北道浦項市(キョンサンブクト・ポハンシ)の迎日湾(ヨンイルマン)海兵隊第1師団で開かれた第73周年国軍の日記念式で「必ずわが軍と共に完全な平和を構築する」と明らかにした。
海兵隊で国軍の日記念式が開かれたのは今回が初めてだ。
文大統領は就任初年度の2017年海軍第2艦隊司令部で国軍の日記念式を開催して以来、2018年戦争記念館、2019年空軍第11戦闘飛行団、2020年陸軍特殊戦司令部でそれぞれ国軍の日記念式を開催してきた。
文大統領はこの日の記念演説で「平和の韓半島を構築するというわが軍の献身がこんにち韓国国防力を世界6位まで押し上げた」と強調した。
文大統領は特に「堅固な韓米同盟を基に40年間維持されてきたミサイル指針を完全廃止し、はるかに強力なミサイルを開発して実践配備している」とし「海軍はイージス艦とSLBMを装着した潜水艦に続いて、広大な海洋のどこでも多目的軍事基地の役割を遂行する3万トン級軽空母事業を推進して大洋海軍に進んでいる」と述べた。あわせて「来年度国防予算として55兆2000億ウォンを国会に提出した。2017年より37%増額された水準」と述べた。
文大統領はしかし、国防力を強化しなければならない理由であり国防の対象である「北朝鮮」に対しては一度も言及しなかった。
文大統領は「誰にも揺さぶらせない力、何人も見下すことができない包括的安保力量をつけるために政府は最善の努力をすべて行っている」とし、軍が敵対しなければならない対象を北朝鮮ではなく「誰にも」「何人も」と表現のみだった。文大統領は続いて「私はわが軍を信頼している。われわれの強固な安保態勢に誇りを持っている」とし「このような信頼と誇りを基に韓半島の終戦宣言と和解と協力の新たな時代を国際社会に提案した」と述べた。
文在寅(ムン・ジェイン)政府は2018年と2020年の2回国防白書を発刊して「北朝鮮は敵」という表現を削除した。現国防白書に表現された「敵」は「大韓民国の主権、国土、国民、財産を脅かして侵害する勢力」という包括的概念に変わっている。
文大統領は先月15日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射を参観した席で「北朝鮮の挑発に対応できる十分な抑止力を備えているところを見せた」と述べていた。しかし、北朝鮮労働党の金与正(キム・ヨジョン)副部長が「挑発」という表現を直接批判して、文大統領は先月28日の北朝鮮の極超音速ミサイル試験発射に対して「挑発」という表現を使わず「遺憾」だけを表明していた。
文大統領はこの日、慶尚北道浦項市(キョンサンブクト・ポハンシ)の迎日湾(ヨンイルマン)海兵隊第1師団で開かれた第73周年国軍の日記念式で「必ずわが軍と共に完全な平和を構築する」と明らかにした。
海兵隊で国軍の日記念式が開かれたのは今回が初めてだ。
文大統領は就任初年度の2017年海軍第2艦隊司令部で国軍の日記念式を開催して以来、2018年戦争記念館、2019年空軍第11戦闘飛行団、2020年陸軍特殊戦司令部でそれぞれ国軍の日記念式を開催してきた。
文大統領はこの日の記念演説で「平和の韓半島を構築するというわが軍の献身がこんにち韓国国防力を世界6位まで押し上げた」と強調した。
文大統領は特に「堅固な韓米同盟を基に40年間維持されてきたミサイル指針を完全廃止し、はるかに強力なミサイルを開発して実践配備している」とし「海軍はイージス艦とSLBMを装着した潜水艦に続いて、広大な海洋のどこでも多目的軍事基地の役割を遂行する3万トン級軽空母事業を推進して大洋海軍に進んでいる」と述べた。あわせて「来年度国防予算として55兆2000億ウォンを国会に提出した。2017年より37%増額された水準」と述べた。
文大統領はしかし、国防力を強化しなければならない理由であり国防の対象である「北朝鮮」に対しては一度も言及しなかった。
文大統領は「誰にも揺さぶらせない力、何人も見下すことができない包括的安保力量をつけるために政府は最善の努力をすべて行っている」とし、軍が敵対しなければならない対象を北朝鮮ではなく「誰にも」「何人も」と表現のみだった。文大統領は続いて「私はわが軍を信頼している。われわれの強固な安保態勢に誇りを持っている」とし「このような信頼と誇りを基に韓半島の終戦宣言と和解と協力の新たな時代を国際社会に提案した」と述べた。
文在寅(ムン・ジェイン)政府は2018年と2020年の2回国防白書を発刊して「北朝鮮は敵」という表現を削除した。現国防白書に表現された「敵」は「大韓民国の主権、国土、国民、財産を脅かして侵害する勢力」という包括的概念に変わっている。
文大統領は先月15日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射を参観した席で「北朝鮮の挑発に対応できる十分な抑止力を備えているところを見せた」と述べていた。しかし、北朝鮮労働党の金与正(キム・ヨジョン)副部長が「挑発」という表現を直接批判して、文大統領は先月28日の北朝鮮の極超音速ミサイル試験発射に対して「挑発」という表現を使わず「遺憾」だけを表明していた。
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