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フォルクスワーゲンとトヨタのバッテリー独立宣言…韓国バッテリーの運命は?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本のトヨタが7日に公開した全固体電池電気自動車の試作品[写真 トヨタ]

トヨタの豊田章男社長は「日本政府が純粋電気自動車政策を推進すれば日本は雇用550万件を失い、自動車生産量は800万台減るだろう」と話した。日本自動車産業協会長を務める彼は「日本政府の親環境製造目標は決して持続できない」と主張した。内燃機関車両から電気自動車へのシフトにスピードを出すほど自動車産業の雇用などに脅威になりかねないという話だ。

LGエネルギーソリューション、SKイノベーション、サムスンSDIなど韓国のバッテリー企業も慌ただしく動いている。現在リチウムイオンバッテリー技術は韓国、中国、日本の3カ国が主導している。自動車メーカーが独自のバッテリー生産に出れば激しい競争は避けられない。

韓国のバッテリー企業は協力対象自動車メーカーを探すのに注力する。LGエネルギーソリューションはGM、現代自動車と手を組んだ。LGエネルギーソリューションと現代自動車はインドネシアで合弁工場を作っている。SKイノベーションはフォード、現代自動車と協力している。サムスンSDIはオランダのステランティスとBMWにバッテリーを供給する。


モビリティ研究所のチャ・ドゥウォン所長は「自動車メーカーの独自バッテリー生産宣言は電気自動車時代を迎えて新たに登場したブランド戦略」と話す。産業研究院のチョ・チョル選任研究委員は「市場が早く変わるだけにだれも断言できない状況」と説明した。

中国CATLとLGエネルギーソリューションは世界の電気自動車バッテリー市場で1位と2位を争っている。市場調査会社SNEリサーチによると先月のCATLとLGエネルギーソリューションの供給量格差はさらに広がった。

CATLは先月世界市場で8.6ギガワット時の電気自動車用バッテリーを供給した。小型電気自動車(50キロワット時)17万台分に相当するバッテリー供給量だ。今年に入り先月までの累積供給量は49.1ギガワット時だ。世界市場でのシェアは30.3%を占めた。LGエネルギーソリューションの電気自動車用バッテリー供給量は先月5.4ギガワット時だった。今年に入り先月までの累積供給量は39.7ギガワット時、世界市場でのシェアは24.5%だった。

中国政府は自国製バッテリーを搭載する電気自動車に優先的に補助金を支給する政策を行っている。業界関係者は「中国製電気自動車には中国製バッテリーだけ使う雰囲気が定着した。韓国バッテリー3社の製品を中国製電気自動車が採択することは珍しい」と話した。韓国バッテリー3社はいずれも中国に大規模生産基地を置いている。ここで生産したバッテリーはほとんどが欧米などに輸出される。


フォルクスワーゲンとトヨタのバッテリー独立宣言…韓国バッテリーの運命は?(1)

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