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10月21日に韓国型ロケット「ヌリ号」初の打ち上げ、成功できるか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
羅老号時代に戻ってみる。2009年8月の初めての打ち上げでフェアリングが分離できず衛星軌道進入に失敗し、翌年6月には打ち上げ137秒後に1段ロケットが爆発して墜落した。相次ぐ失敗の知らせに当時国産衛星ロケットに対する世論は冷めきっていた。結局当時のイ・ジュジン航空宇宙研究院長が2度の打ち上げ失敗の責任を負い辞任しなければならなかった。打ち上げ責任者だった当時のチョ・グァンレ羅老号開発事業団長は科学技術情報通信部の監査室から横領などの容疑まで含む数回の監査に苦しめられなければならなかった。もちろん結果は無嫌疑だった。

どの分野でもそうだが宇宙産業での失敗はむしろ資産だ。失敗を通じて一歩ずつ前進した。宇宙ロケットが初めて世に出た1950年代には合計48回の打ち上げがあり、そのうち58%の28回が失敗だった。その後歳月を経るにつれ打ち上げ失敗率は急激に低くなり、2010年代には6.8%を記録した。だが2000年代までにロケットを確保した国のうち新たに開発したロケットの初の打ち上げ成功率は27.2%にすぎない。代表的事例がイーロン・マスクの宇宙企業スペースXだ。スペースXはいまでこそ世界トップの民間宇宙企業の地位にあるが、2006年から始めたファルコン1ロケットの打ち上げに3回連続で失敗し破産直前まで追いやられた。4回目の打ち上げで奇跡的に成功して投資が続き復活に成功できた。最近火星・月探査船用として開発しているスターシップロケットもまた相次ぐ失敗の中で成功率を高めつつある。これと関連してイーロン・マスクは「私たちには失敗もひとつのオプションだ。失敗がなければまともな革新もない」という名言を残したりもした。

KAIST失敗研究所長であるノ・ジュンヨン文化技術大学院教授は「スペースXは失敗によって挑戦が挫折せず、むしろそれを通じて蓄積したデータを活用して結局は他の人たちが作り出すことのできない革新を引き出す代表的な事例。われわれももう成功だけ追求して漸進的な成果に満足するよりは、失敗の認定を基盤に果敢な試みをするようにし、結局は革新的な成果を作り出すことができる社会的雰囲気が作られる時になった」と話す。


ヌリ号の初の打ち上げは成功するかもしれず失敗するかもしれない。ヌリ号開発には羅老号当時からの技術蓄積が大きな役割をしている。当時の2回の痛恨の失敗が資産になったのはもちろんだ。韓国社会が開かれた心で10月のヌリ号初の試験打ち上げ成功を待つことを期待する。

チェ・ジュンホ/科学・未来専門記者、論説委員


10月21日に韓国型ロケット「ヌリ号」初の打ち上げ、成功できるか(1)

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