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日本から来た歴代級54センチのタルハンアリ…「見た瞬間『王室用』だとピンときた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

中国美術研究所のチョン・ユンス代表が公開した高さ54センチの白磁タルハンアリ(満月壺)。18世紀後半のものと推定される。胎土と釉薬を厚く使用し、表面には釉薬が流れた痕跡が見える。へこん部分がほぼなくカーブが自然だ。

高さ54センチ。これまで韓国で国宝や宝物に指定されているタルハンアリ(満月壺)よりも大きい。形も完全だ。ソウル嘉会洞(カフェドン)の中国美術研究所チョン・ユンス代表が2015年に日本のオークションで競売に出されていたものを落札して翌年国内に持ち込んだ白磁タルハンアリだ。

チョン代表は最近、その実物とともに文化財庁文化財委員を歴任した元京畿陶磁博物館長チェ・ゴン氏の調査意見書を公開した。チェ氏は中央日報紙の電話取材で「私は生涯を通じてさまざまな白磁を見てきたが、これは初めて見た瞬間『王室用だ』とピンときた」と話した。

チェ氏は「国家指定文化財を含めたタルハンアリの大部分が41~45センチで、54センチは私たちが知っている朝鮮白磁製作技術の限界を越えた大きさで意味が大きい」とし「白磁に使われた土や釉薬、焼成技術なども従来のタルハンアリに比べて優れている」と付け加えた。タルハンアリは模様はついておらず、満月のように大きくて丸く作った白磁を指す。控えめかつ淡白に仕上げた純白の色合いと丸い造形美は朝鮮白磁の精髄であり、中国・日本陶磁器にはない朝鮮タルハンアリだけがもつ特徴に挙げられる。過去には白磁大壺とも呼ばれたが、「タルハンアリ」という身近な名前は画家の金煥基(キム・ファンギ)が1950年代初めに付けたと伝えられている。文化財に指定されたタルハンアリの中で最も大きいものは宇鶴(ウハク)文化財団が所蔵している国宝(262号)で、高さ49センチだ。


新たに公開されたタルハンアリは土と釉薬も最上級で、白磁のやわらかさをよく表現しているという評価だ。チェ氏は「中国と日本は土を細かく粉砕して陶磁器を作るが、韓国は粘土をそのままを使う」とし「そのため韓国の陶磁器はプラスチックのような感じではなく、爪で押すと深く入っていきそうな蒸し餅のような感じがするほど視覚的になめらかに表現されている」と説明した。

チェ氏はその重さと形にも着目した。かなりの厚さで作られ、釉薬も厚く塗って他のタルハンアリよりも重い。チェ氏は「韓国の粘土は収縮率が20~25%にもなるため、54センチのものを焼くには70~80センチで作ったはず」としながら「土と釉薬を厚く使って重さが出るほど下に垂れて曲がり、左右の対称や比例を合わせるのが難しかったはずだが、この程度の形を実現したのは最上級技術者でなくてはできない技術」と説明した。18世紀末~19世紀以降、土の成分が変わりながら見つかった白磁は曲がったまま完成した場合が多いが、この白磁は全般的に比較的均等に丸みを帯びているという。

針で刺したような跡、いわゆる「ピンホール」も少ない。ピンホールは釉薬をのせる過程でホコリが入ったり、焼成時に急激に収縮した場合、起泡がはじけて生じる。ピンホールが多いほど汚染の可能性が増える。チェ氏は「韓国の白磁に使われた高級釉薬は小さな起泡を多く含んで光を乱反射させ、ギラギラしたつやではなくほんのりとしたつやが出る」とし「釉薬を塗って焼く過程で起泡が見られず、焼成技術も最上級」と説明した。

チェ氏は「タルハンアリの形も時代によって少しずつ変わるが、この壷は楕円形に近い形と高台、口縁の形から18世紀後半ごろに製作されたものと推定することができる」と説明した。釉薬が青みかがったグレー色を帯びているのも18世紀英祖末期の釉薬の性質だという。チェ氏は「18世紀後半はタルハンアリが35センチ程度に小さくなる(卵のように小さな壺と言う意味で「アルハンアリ」とも呼ばれる)時期だが、とりわけ54センチの大きさのものを作ったというのは特別に注文が入って作ったもの」としながら「時期を考慮すればますます珍貴な作品」と評した。

チョン代表は「これまで多くの珍しい作品を還収してきたが、機関ではなく個人所蔵になれば一般には存在さえ知らされないことが残念だった」とし「このように大きな白磁が存在するという事実を、一般人も研究者も知れば何か役立つのではないかと思って直接公開することになった」と伝えた。



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