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米インド太平洋軍司令官「北の脅威が強まればTHAAD追加配備…韓国政府と協議」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アキリーノ米インド太平洋軍司令官と会った国会国防委員会代表団 [写真 国会国防委員会]

在韓米軍を担当する米インド太平洋軍司令官が在韓米軍のTHAAD(高高度防衛ミサイル)砲台を追加で配備する可能性があると述べたことが確認された。

国会国防委員会が最近公開した「国会国防委員会代表団の米国訪問結果報告書」によると、ジョン・アキリーノ米インド太平洋軍司令官は7月29日、米インド太平洋司令部で韓国国会国防委員会の代表団に会い、「THAAD基地追加配備計画」に関する質問に対し、「現在は追加計画がないが、今後、北朝鮮の脅威が強まれば議論されることもある。米国単独で進めるのではなく大韓民国政府と協議する」と答えた。

アキリーノ司令官は「現在、1週間にTHAAD基地への地上接近権が2日しか確保されていない。これに対する大韓民国の支援を望む」とし、THAAD基地への物資供給に支障が出ていることに不満を表した。


これに対し閔洪チョル(ミン・ホンチョル)国防委員長は「地上接近権は基地人員基本権において必須であり、努力する」と述べた。

国民の力の韓起鎬(ハン・ギホ)議員は「THAAD基地に対する地上接近権を制限するデモ人員は星州(ソンジュ)の住民とは見なしがたい」とし「在韓米軍に良くない感情を持つ人たちだと考える。これを解消するために努力する」と話した。

共に民主党の金炳周(キム・ビョンジュ)議員は「THAAD基地警備のために韓国軍も配置されているという事実が認知されていないことが多い」とし「地上接近権はこうした国軍の基本権保障にも必須であるため、確保のために政府レベル、国会レベルで努力する」と述べた。

アキリーノ司令官は韓米連合軍事訓練に関連し、国防委代表団に「連合演習はこの3年間、規模が縮小されている」とし「現役出身であるだけに連合演習の重要性を認知していると考える。これに対する支援を望む」と要請した。

これに対し金議員は「連合演習は堅固な防衛態勢維持に必須」とし「国防委は連合演習が原則通り施行されるべきだという立場を守っている」と答えた。



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