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「猛烈な」台風14号、中国経由して日本へ…韓半島、大雨の予想

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
9日、フィリピンと台湾の間を通過中の台風14号(チャンスー)が来週頃、南海沖を通過すると予測された。この台風は、中国南東部の海岸に到達した後、日本列島に向かうものとみられる。韓半島(朝鮮半島)も台風の間接的影響圏に入り、多くの雨が降る可能性がある。

◆午後から最高レベル「猛烈」に分類

台風14号は、サイズは小さいが、強い台風だ。9日午後から中心の最大風速は秒速55メートル、中心気圧920hPa(ヘクトパスカル)で最高レベルの「猛烈な」台風に分類される見通しだ。強風半径は230キロメートルで比較的小さいが、勢力が急速に発達している。中心の目が鮮明で、強風半径が丸く形成されており、強い台風の条件をすべて備えている。


韓国気象庁によると、台風14号は北の亜熱帯高気圧から発生する時計回りの風に沿って、フィリピンの北東(10日午後)-台湾の南(11日午前)-中国福州市南東(13日午前)を順次通過するとみられる。まだ、明確に予報されてはいないが、その後、台風は日本に向かい、14~15日頃、南海沖を通過する見通しだ。

◆韓国、集中豪雨の可能性…「進路の変動性高い」

台風14号は韓半島には直接上陸しないものとみられる。ただし、南海沖を通るため、間接的に影響を与える。韓半島北西の冷たい空気と台風に伴う高温多湿の空気が出会い、この期間に豪雨が降る可能性が高い。

気象庁のハン・サンウン気象専門官は「台風14号は30度以上の高水温地域で発達した台風のため、冷たい空気に会えば、多くの雨を降らせる可能性がある。12日頃、台風の進路が明確になれば、韓国の気象予報に降水量が正確に反映されると思う」と述べた。

ハン気象専門官は、「台風の変動性が高いため、予報を注視して欲しい」と呼びかけた。また、「亜熱帯高気圧の勢力、台風の強さと移動速度により、台風14号の進路の変動性が非常に高い状況」と説明した。



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