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トヨタ、全固体電池車を世界で初めて公開…1兆5000億円投資

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

トヨタが7日に公開した全固体電池のプロトタイプ車。トヨタは「世界初の全固体電池搭載車」と説明した。[写真 トヨタ]

トヨタ自動車が7日、全固体電池で走る電気自動車を公開した。公式ユーチューブチャンネルで公開した映像には昨年6月に開発したという説明も付けた。トヨタは「世界で初めての全固体電池搭載プロトタイプ自動車で正式なナンバープレートも取得した」という英文の説明も付け加えた。

全固体電池は電気自動車産業を変える画期的な技術に挙げられる。現在販売されている電気自動車に搭載するリチウムイオンバッテリーは液体状態の電解質を使う。これに対し全固体電池は電解質が液体ではなく固体状態のバッテリーをいう。全固体電池が次世代バッテリーとして注目されるのは、リチウムイオンバッテリーより爆発や火災の危険性が少なく走行距離は長いためだ。トヨタはこの日全固体電池電気自動車を公開し、「走行データなどを収集している」と説明した。

トヨタはこの日電気自動車バッテリー投資計画も明らかにした。2030年までに1兆5000億円を投じる。ここには全固体電池開発計画も含まれた。トヨタは全固体電池を活用できる最初のモデルを考えていると説明した。だがトヨタは電気自動車バッテリー投資の金額を公開しただけで具体的なバッテリー工場建設計画は出さなかった。


これに先立ちトヨタは2030年に世界市場でハイブリッドカーを含む電気自動車を800万台販売すると発表した。2025年までに純電気自動車は15モデルを発表する計画だ。トヨタは電気自動車用バッテリーと車をまとめて生産し、コストを現在の半分水準に減らせる方法も考えている。

トヨタが全固体電池車両を公開し、電気自動車用バッテリー市場の競争はさらに熱くなりそうだ。リチウムイオンバッテリー中心の既存のバッテリー市場も大きく再編される可能性が高い。



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